これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(事業目標)
・ウニ駆除を各地区5回以上実施し、生息密度5個体以下/m2にする。
・商品化に向けた調査研究をとりまとめ、商品化に必要なマニュアルを作成する。
(取組状況・改善点)
・水産多面的機能発揮対策事業において平均2.5回/地区のウニ駆除を実施してきたが、ウニの高密度分布及び藻場の衰退が加速している。藻場の衰退を食い止めるため、ウニ駆除を強化するとととともに、漁業経営安定の一助とするため、駆除ウニの一部を商品化できるよう調査研究を行う。
これまでの取組に対する評価
・令和4年6月から県下全域14地区で漁業者及び一般ボランティアダイバーによるウニ集中駆除を開始し、12月14日時点で全ての地区で目標とする駆除回数を終えた。
・ウニの分布密度を1平方メートルあたり5個体以下とすることを目標としており、全地区とも集中駆除を行った区画については大幅に個体数が減少した。
・蓄養開始から約2週間後にかけて身入りの向上が確認された。その後、餌の種類によっては、身入りの向上する餌と身入りが低下する餌があることが分かった。