| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | 子どもの権利救済体制整備事業 | 子どもの権利が侵害されたときに、子どもの権利を救済する
体制を整備する。
(1)専門的アドボキット(弁護士など)が、子どもから聞取りを行い、必要に応じて行政不服審査法に基づく不服申し立てや、審議会への申立てを支援する。
(2)社会福祉審議会児童福祉専門分科会に子どもの権利擁護調査部会を新設し、法律、医療、心理、児童福祉の専門家の合議体の専門部会で調査を行う。調査結果は、児童福祉専門分科会に報告する。 | 3,594 | − | 新規 |
2 | アドボカシー推進事業 | アドボキットを児童相談所一時保護所に派遣し、保護されたことの受け止めや不安などについて子どもから聞き取り、児相に伝え改善を求める取組を行う。
【アドボキットを派遣するタイミング】
・一時保護中の児童が希望した場合
・一時保護から措置変更を行う場合
・施設入所、里親委託から措置変更等を行う場合
【試行実施を踏まえた本格実施への改善点】
・ひとりの児童に継続して関われるアドボキットの派遣体制の構築
・支援の必要性に応じた専門性の高いアドボキットによる支援体制の整備 | 3,768 | 2,977 | R4試行事業からの拡充 |
3 | アドボキットスキルアップ研修 | 養成したアドボキットのスキルアップ研修を実施する。
【対象】
アドボキット登録している者 | 1,700 | − | 新規 |
4 | アドボキット養成研修 | 子どもの意見に耳を傾け、その声を必要な大人に伝えることができるように子どもをサポートするアドボキットを養成する。養成後は、県版アドボカシーのアドボキットとして子どもの意見表明の支援を行う。(年度当初と年度後半に実施)
【対象】
子どもの権利擁護や子育て支援に携わっている方やそれら団体に属する方など
(参考)R4年度受講者
児童養護施設職員、心理士、人権相談員など | 2,000 | 2,000 | 継続 |
5 | 児童養護施設でのアドボカシー向上支援補助金 | 児童養護施設協議会が施設内における子どものアドボカシーの仕組みづくりを行うため、当事者を検討委員として会議に招聘したり、研修会を実施する際の費用を補助する。 | 500 | − | 新規 |
6 | 鳥取県子どもの権利学習支援事業補助金 | 児童養護施設の入所児童や退所児童が子どもの権利や意見表明の仕方等、子どもの自立性を高める取組を通して、自分達の意見・提案を施設や行政等に届けるための活動に要する費用を補助する(補助率10/10)。
【実施主体】
・県児童養護施設協議会(当事者グループ「Hope&Home」事務局)
【活動内容】
・子ども自身が子どもの権利について学習
・子どもが意見表明を行うための訓練
・行政等に対する提言のまとめ
・公聴会(意見表明の場)の開催 等 | 600 | 200 | 拡充 |
7 | 県版アドボカシーの構築についての検討会 | 学識経験者、児童福祉施設代表者、里親代表者、社会的養育経験者及び児童相談所等による会議を開催して、県版アドボカシー制度の体制やあり方など、その方向性を決定する。 | 429 | 382 | 継続 |
― | アドボカシー制度を子どもたちが学ぶための研修動画 | 社会的養育を受けている子どもと子どもの支援者がアドボカシー制度や利用方法を学ぶための動画を作成した。 | ― | 600 | 作成完了 |
| | 合計 | 12,591 | 6,159 | |