1 事業の目的・概要
経費に占める燃料費の割合が高く、燃料費高騰の影響を大きく受けているクリーニング業を支援することにより、経営の安定化を図り、県民に快適な生活衛生環境を提供する。
2 主な事業内容
(単位:千円)
内容 | 現予算額 | 要求額 | 補正後予算 | 令和6年度当初との変更点 |
県内のクリーニング所に対し、ボイラー使用に係る燃料費(重油、灯油)の高騰分を支援する。
〇補助対象者:県内クリーニング所(取次所を除く、約109所)
〇補助対象:燃料使用量(3ヶ月)×単価
○補助単価 重油21円/リットル、灯油23円/リットル
〇補助率:1/2
〇補助上限額:15千円
・109所×15千円=1,635千円 | 2,725 | 1,635 | 4,360 | ■単価変更
重油:31円/L→21円/L
灯油:34円/L→23円/L
■補助上限変更
25千円→15千円 |
3 背景
クリーニング業は、ドライ溶剤、洗剤、ハンガー、ポリ包装材、ボイラー燃料、集配車の燃料など、営業に必要なほぼ全ての原材料が石油に関連している業種で、原油価格高騰のなか、中小零細企業が多く、また生活密着産業であることから、価格転嫁に踏み切れずにいる店も多いことから、燃油の高騰分の経費を使用量に応じて助成する。
(経費に占める燃料費の割合)
クリーニング業は、経費のうち燃料費の占める割合が4割程度と、他の業種(2割程度)に比べて非常に高くなっている。