(1)リスキリング定着・実践支援事業
・「リスキリング推進企業」拡大強化事業(R5.6月補正)を拡充し、人材育成に高い課題意識を持つ県内企業を対象に、県内産業支援機関、人材育成支援団体等と連携し、成長するための組織づくり・人材育成を幅広く支援する。
・リスキリングによる企業の変革・成長を加速させるため、令和6年度〜令和8年度の3か年で集中的に支援する。
(単位:千円)
| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度
予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | 「リスキリングサポート窓口」
【課題聞き取り・情報提供・身近な窓口】 | 県内企業を訪問し、継続的に課題聞き取り・助言を行うとともに、県、商工団体等の各支援施策に誘導する。
・委託先:(協組)山陰キャリア開発
・訪問企業数の目標:50社(R5:100社)
・1社あたり訪問回数:5回(R5:3回)
| 6,000 | 0 | よりきめ細かな相談対応とするため、1社あたり訪問回数、目標訪問企業数を変更。
(R5.6月補正事業:6,000千円) |
2 | リスキリング推進体制構築支援
【成長する組織づくり・人材育成】 | リスキリングの実施計画や能力評価制度等の相談・助言により、自律的なリスキリングを推進できる社内体制づくりを支援する。
対応企業数:20社程度 | 20,000 | − | 新規拡充 |
3 | 「でじたるの窓口」の設置
【デジタル活用支援窓口】 | リスキリングサポート窓口で対応した企業課題のうち、デジタルに関する内容(デジタルツールの使い方、社員のデジタルスキルの向上等)について、訪問等による個別支援を行う。
県内企業向けにデジタルに関するセミナーを実施する。
・委託先:(一社)鳥取県情報産業協会
・訪問企業数の目標:50社(R5:100社) | 3,500 | 0 | ・目標訪問企業数を変更。
(R5.6月補正事業:5,000千円) |
合計 | 29,500 | 0 | |
(2)(地プロ予算活用)DX実現に向けたリスキリング支援
(単位:千円)
| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度
予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | DX実現に向けたリスキリング支援事業 | リーダー候補者向けにDXを企画するための手法・スキルを学ぶ連続講座を開催し、企業内で学びを広げDXを推進するリーダーを養成する。
(1)DXデザイン人材育成講座:オンライン上でアーカイブ動画受講とリアルタイム研修により、社内のDXを企画できる方法論等を学ぶ。
(2)DX実践力育成講座:ケーススタディから課題設定、解決策の検討、DX実施プランづくりを行い、実践力を身に付ける。 | 9,813 | 9,813 | 【地プロ予算活用事業】DX時代の「リスキリング推進企業」機運醸成事業を統合(R5政策戦略事業:16,813千円) |
2 | 経営層・プレシニア層向けリスキリング体験講座 | 経営層やプレシニア層向けに、短期間でデジタル分野のリスキリングを体験できる講座を定期的に開催し、企業内の学ぶ文化醸成・定着へのきっかけとする。
(1)内容:ITツールの利活用、BIツールを活用したデータ分析など
※BIツール(ビジネスインテリジェンスツール):企業が持つさまざまなデータを分析・見える化して、経営や業務に役立てるソフトウェア。
(2)回数等:年6回程度 | 3,000 | 3,000 | 〃 |
3 | リスキリングの情報発信 | 本事業に係るLPを制作し、各種支援施策を一元的に広報するほか、Web公告、チラシ作成、折込広告等情報発信を行う。
(内容)LP制作:500、チラシ制作・新聞広報:1,000、Web広告:1,000 | 2,500 | 2,500 | 〃 |
4 | 経営者層を対象にしたリスキリングの認知向上セミナー | 企業のリスキリングの推進役となる経営者層を対象に、デジタル時代に必要なリスキリングや、それを支える人的資本経営の重要性を訴求するセミナーを開催する。 | 0 | 1,500 | R5年度で終了(R5は政策戦略事業:【地プロ予算活用事業】DX時代の「リスキリング推進企業」機運醸成事業にて実施) |
合計 | 15,313 | 16,813 | |
(3)審査会報酬 (単位:千円)
| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度
予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | 審査会開催費用 | (1)及び(2)の事業者を選定するための審査会報酬 | 140 | 0 | |
(4)産業人材育成プラットフォームによる人材育成
| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度
予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | 産業人材育成プラットフォームによる人材育成 | 商工団体や支援機関等で構成する「とっとり新時代産業人材育成基盤会議」と連携し、ニーズはあるが地域で不足している研修をモデル実施するとともに、会議の開催や研修ポータルサイトを通じて人材育成施策の共有・活用を促す。 | 1,000 | 0 | 産官学連携による産業人材育成事業から統合
(R5当初事業:1,000千円) |
〇加速するデジタル化や多様な働き方に応じたビジネス展開に必要なリスキリングを進めるためには、中核人材の意識変革や企業の人材育成風土の醸成(リスキリングに取り組みやすい環境づくり)が必要である。
〇この推進にあたっては、平成30年度に鳥取商工会議所からの要望で立ち上げた県内産業支援機関、市町村、国(労働局)等が連携する「産業人材育成プラットフォーム」を基盤に、リスキリング支援等を連携して進める体制を設け、各種支援策の周知、訪問先企業の課題のフィードバック及び新たな施策立案に取り組み、県内企業のニーズを踏まえた継続的な施策提供を進める。