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令和6年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:工鉱業費 目:中小企業振興費
事業名:

とっとり宿泊予報プラットフォーム推進事業(生産性革命)

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商工労働部 産業未来創造課 新産業創造担当 

電話番号:0857-26-7546  E-mail:sangyoumirai@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
当初予算額 0千円 6,260千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
当初予算要求額 3,000千円 6,260千円 9,260千円 0.8人 0.0人 0.0人
前年度当初予算額 3,000千円 6,238千円 9,238千円 0.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:3,000千円  (前年度予算額 3,000千円)  財源:国1/2 

一般事業査定:ゼロ 

事業内容

1 事業の目的・概要

 観光産業のDX化に向けて構築した「とっとり宿泊予報プラットフォーム」(各宿泊施設単位の半年先までの宿泊者数予測を行うシステム)について、県内宿泊事業者の利活用を促進するため、操作方法や導入後の利活用方法など伴走型で支援し、観光産業の生産性を高め収益改善を図る。

2 主な事業内容

                                  (単位:千円)
内容
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
円滑なシステム導入を進めるため、導入意向のある宿泊事業者に対し、初期設定やシステムの操作方法、予測の日常業務における活用法など、伴走型で支援する。
3,000
3,000
令和6年度は上記に加えて各地域・組合単位での勉強会の開催や、最新の旅館業のDX活用術のセミナーも開催する。
3,000
3,000

3 「とっとり宿泊予報プラットフォーム」の概要

 OTAや大手リアルエージェントの予約・キャンセル情報(地域周辺の宿泊業全体の動向も含む)、気象情報、イベント情報のビッグデータと、各宿泊施設が保有する宿泊情報等を連携してさらにビッグデータ化し、AIで宿泊施設単位の半年先までの宿泊者数予測を行う需要予測システムを開発。各宿泊施設が安価に利用できるプラットフォームを構築。各宿泊施設が「とっとり宿泊予報プラットフォーム」を活用することで、半年先までの繁閑動向を基に、「休館候補日の設定」「ダイナミックプライシング」「客室在庫配分の最適化」により業務効率化を図る。
    【予測機能と活用方法】
    • 個別宿泊施設ごとの半年先までの宿泊者数予測が可能。

    <宿泊者数予測>
    • 総宿泊者数の予測で、効率のよい休館日設定が可能。(機会損失の低減)
    • 売上に貢献できうる日が予測でき、ダイナミックプライシングが可能。(売上アップ)
    • 棟別(本館・別館)での宿泊者数予測で、棟ごとの従業員の最適な配置が可能。(顧客満足度の向上)

    <部屋・グレード別宿泊者数予測>
    • 最適な部屋・グレード別の宿泊者数の予測により、部屋別のより精密なダイナミックプライシングが可能。

    <販売チャネル別宿泊者数予測>
    • 販売チャネル別の宿泊者数の予測により、客室在庫の各販売チャネルへの最適な配分が可能。

4 今後の展開について

令和5年度は10社程度導入作業を行い、利用していく見込み。
  • 令和6年度はコロナの関係で新たな従業員も多いことから、各地域・組合単位での業務プロセス改善の勉強会や最新の旅館業のDX活用術のセミナーなどを実施。10社程度の導入作業を行い、利用企業計20社を目指す。

  • これまでの取組と成果

    これまでの取組状況


    <事業目標>
    ・鳥取県産業振興未来ビジョンの目標に貢献できる産業に成長させる。
    令和6年度目標:とっとり宿泊予報プラットフォーム導入検討事業者数10社

    <取組状況・改善点>
    ○とっとり宿泊予報プラットフォーム
    ・令和2年度当初予算「観光産業のAI・IOT活用による需要予測システム研究事業(生産性革命)」で、ビッグデータを活用した需要予測システム開発経費を計上。新型コロナの影響により着手が遅れ、令和3年度にシステム開発等を実施した。
    ・令和4年度、県内宿泊事業者の利活用に向けて、各宿泊業の組合に対して勉強会を開催。
    ・令和5年度、県内宿泊事業者が円滑にシステム導入できるよう、導入支援を実施しており、令和6年度も引き続き支援していく。

    ○観光DX研究会
    ・令和3年9月、デジタル化による観光産業の生産性を向上させる取組を進めるため、旅館・ホテルをはじめとする観光産業関係者の参画を得て「観光DX研究会」を設置。
    ・研究会には、とっとり宿泊予報プラットフォームの開発実証等を行う「需要予測WG」、宿泊業の基本的なデジタル化に取り組む「デジタル化WG」を設けて取組を進めている。

    これまでの取組に対する評価


    ・観光DX研究会のうち、需要予測WGでは、宿泊事業者の稼働率向上による収益性の改善に向けて、「とっとり宿泊予報プラットフォーム」(AI・IoT利活用による宿泊需要予測システム)」の開発・実証を通じて精緻な宿泊需要予測を行う取組を進めており、令和3年度に完成。
    ・デジタル化WGでは、宿泊事業者の基本的なデジタル化の遅れを解消するため、「キャッシュレス化」、「顧客管理システム等のデジタル化」の具体的な導入策の検討に取り組むこととし、先進デジタル化事例や観光MaaSによる観光地DX推進とマーケティングについて学ぶオンラインセミナーを開催。
    ・特に「とっとり宿泊予報プラットフォーム」は大きな話題を呼び、県外からも注目されている。新型コロナで打撃を受けた観光産業で、雇用吸収力が高い宿泊業の経営改善に資することを目指して導入推進を図る。

    財政課処理欄


     利用者も少ないため、伴走支援については、他事業(専門家派遣制度等)での個別対応とします。

    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    前年度予算 3,000 1,500 0 0 0 0 0 0 1,500
    要求額 3,000 1,500 0 0 0 0 0 0 1,500

    財政課使用欄(単位:千円)

    区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    計上額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0