・令和6年1月1日に発生した能登半島地震では、建物倒壊等を要因とする直接死者数が200人以上に及び、阪神淡路大震災以降3番目の多さとなるなど、耐震性が不十分な木造住宅に多大な被害を与えている。(令和6年1月24日現在)
・被害が拡大した背景として、高齢化率が高い石川県珠洲市、輪島市等では住宅耐震化率が50%程度と、耐震化が進んでいなかったことが指摘されている。
・能登半島地震での被害状況を踏まえ、本県においても耐震化が進んでない高齢者等を対象に、個々の事情に併せて生命を守るための対策を進めていく必要がある。