鳥取県は2050年に脱炭素社会実現を目指しており、それに向けて「令和新時代とっとり環境イニシアティブプラン」を改訂(令和4年3月)し、本県の2030年度温室効果ガス削減目標(2013年度比)を▲60%に引き上げた。
この目標達成に向けて、従来の我慢を強いる省エネのイメージを払拭し、「地球環境」と「健康」を守りながら、快適に賢く住まうライフスタイルへの転換を図る「とっとりエコライフ構想(愛称:トットリボーン!)」を提唱しているところ。
〇現状の取組状況
・とっとりエコライフ構想の愛称「トットリボーン!」及びそのロゴマークを作成。
※愛称及びロゴマークは、2030〜2050年の脱炭素社会の主役となる現在の若者が脱炭素の取組について関心を高めることも意図してデザインされている。
・とっとりエコライフ構想の取組を自ら実践するとともに、関係者や顧客に広める取組を行う企業団体を登録する「とっとりエコライフパートナー制度」をR4年6月に創設。
・とっとりエコライフ構想の趣旨を踏まえ、R3以降ライフスタイル転換につながるよう、家庭で実施可能な省エネの取組みの普及啓発や、再生可能エネルギー導入支援等を実施。
〇課題
・脱炭素社会実現に向けて、県民運動につながるようなきっかけやイメージの転換が必要であり、国、県、市町村がそれぞれの立場で住民の活動をリードする必要がある。