これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・平成28年1月:鳥取ガス(株)、積水ハウス(株)、本田技研工業(株)、鳥取県で協定を締結し、「鳥取県水素エネルギー推進コンソーシアム」を設立。
・平成28年2月:水素社会実現への道筋を示すため「鳥取県水素エネルギー推進ビジョン」を策定。
・平成29年9月:太陽光を活用した水素ステーション、スマートハウス、学習パビリオンを、全国で初めて一体的に整備した「鳥取すいそ学びうむ」をオープン。
・平成30年3月:県内の水素ステーション整備を目的に「水素ステーション研究会」を設立。
・平成30年4月:「鳥取すいそ学びうむ」の開館日を週3日に変更。
・平成30年9月:水素を活用したCO2ゼロの暮らしからCO2ゼロのコミュニティへと拡大させるため「スマート水素タウン研究会」を設立。
・令和元年8月:「鳥取県水素エネルギー推進コンソーシアム」を発展的に解散し、新たに「鳥取県水素エネルギー推進協議会」を設立。
これまでの取組に対する評価
・鳥取すいそ学びうむは、全国初の施設ということもあり、全国からの視察が相次いでいるほか、小中学校の社会科見学や家族連れなど多くの県民が来場している。令和3年度末時点の累計来場者は4,000人を超えており、多くの方に水素エネルギーに関する普及啓発を行うことができた。
・国主導で技術開発、実証の取組が進められているが、技術革新やコスト削減が進んでおらず、鳥取県水素エネルギー推進ビジョンに掲げた燃料電池自動車導入の短期目標の達成には至っていない。
・水素エネルギー推進コンソーシアムの参加団体に地元の産学官の事業者等を加えた、「鳥取県水素エネルギー推進協議会」を新たに設立することにより、水素の利活用拡大に向けた関係者の連携体制を強化することができた。