現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和6年度予算 の 輝く鳥取創造本部のインバウンド観光V字回復推進事業
令和6年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

インバウンド観光V字回復推進事業

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輝く鳥取創造本部 国際観光課 - 

電話番号:0857-26-7629  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
当初予算額 547,350千円 106,054千円 653,404千円 12.8人 2.0人 0.0人
当初予算要求額 547,350千円 106,054千円 653,404千円 12.8人 2.0人 0.0人
前年度当初予算額 515,149千円 5,748千円 520,897千円 12.8人 2.0人 0.0人

事業費

要求額:547,350千円  (前年度予算額 515,149千円)  財源:単県 

政策戦略査定:計上   計上額:547,350千円

事業内容

1 事業の目的・概要

 今後の国際定期便の安定的運航や国際チャーター便を含む新規路線の誘致を推進するとともに、外国人観光客の誘致促進のため、主要市場である東アジア(韓国、中国、香港、台湾)や訪日観光客需要の伸び率が高い東南アジア市場、長期滞在による高い消費が見込まれる欧米豪市場向けなど多角的な市場からの誘客プロモーションに取り組む。

      加えて、多言語化やWi-Fi整備等の受入環境整備を進め旅行しやすい環境を整備する。

2 主な事業内容

(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度
予算額
前年度からの
変更点
国際便運航支援  国際定期便の安定的運航や、国際定期便利用促進協議会と連携した利用促進、県内空港へのチャーター便就航を図るための支援を行う。
286,000
239,188
誘客プロモーション 本県への誘客を図るため、航空会社・旅行会社と連携したプロモーションやインフルエンサー・メディア招請等による本県の魅力発信を推進する。

※NY向けプロモーションは、R5年度の知事トッププロモーションを踏まえ、新たにNYの旅行社招請や現地旅行博への出展により魅力発信を強化する。

151,000
156,600
海外駐在員配置・現地事務所設置 韓国・香港・台湾人駐在員の配置、上海現地事務所の設置(現地での情報収集、旅行会社への情報提供、SNS情報発信、旅行博出展等)
28,500
31,000
【拡充】【補助金】外国人観光客倍増促進補助金
(誘客活動支援・受入環境整備)
 県内民間事業者、市町村等を対象に、PRツールの多言語化やWIFI整備等の受入環境整備のための補助を実施。
12,000
12,000
国内における外国人向け旅行博出展等プロモーションに要する経費も新たに対象とする。
【拡充】【補助金】外国人観光客誘致対策補助金 国際定期便利用促進協議会が実施する外国人観光客誘致対策事業(米子空港を発着する国際定期便を利用して送客する旅行会社に対し、県内宿泊日数に応じて補助を行う)
※1泊につき1千円/人(往復とも定期便利用の場合)
12,000
8,000
【補助金】外国人観光客送客促進事業補助金 本県を目的地とした旅行商品の販売促進等に係る経費、旅行商品催行に係る経費の一部または全額を補助。
57,000
57,000
【観光戦略課】
外国人観光客へのおもてなし対応
多言語電話通訳業務委託   850   3,361おもてなし研修を別事業に移管
VR技術を活用した仮想鳥取県体感事業        0   8,000
合計 547,350
515,149

3 各市場ごとのR6年度の取組方針(戦略)

市場区分
内容
韓国市場・米子ソウル便のデイリー化と需要回復キャンペーン等を通じた路線の安定化。
・航空会社と連携した誘客プロモーションの推進。
・大手旅行社との連携やTVホームショッピング等による団体旅行客の回復。
・メディアやOTAとの連携による個人旅行客の誘致拡大。
・現地旅行博等への出展やSNS等を通じた地道な情報発信による本県安心安全情報の発信。
香港市場・米子香港便の早期運航再開の実現と需要回復キャンペーン等を通じた路線の安定化。
・航空会社と連携した誘客プロモーションの推進。
・大手旅行社等との連携による個人及び団体旅行客の誘致促進
・メディアを通じた米子香港便の認知度向上。
・香港周辺地域(華南地域)の旅行社と連携した米子香港便利用促進。
・SNSを通じた本県の観光情報の発信
・他県と連携した香港からの誘客促進
中国市場・米子上海便の早期運航再開の実現と需要回復キャンペーン等を通じた路線の安定化
・航空会社と連携した誘客プロモーションの推進
・大手旅行社との連携による団体旅行客の誘致促進
・メディアやOTAとの連携による個人旅行客の誘致拡大
・現地旅行博等への出展による誘客促進
・SNS等を通じた積極的な情報発信による本県の認知向上
台湾市場・台湾市場での集中的な情報発信による知名度向上。
・航空会社・旅行社との連携強化による台湾路線の定期便誘致実現。
・航空便誘致のためチャーター便等でのアウトバンド需要の創出。
東南アジア市場<タイ>
 旅行社へのセールスコール・FAMツアーを実施し、実際の旅行商品造成につなげるとともに、現地旅行博でのPRやSNS・ニュースレターによる情報発信を通じて更なる知名度向上を図る。
<シンガポール>
 現地メディア等との連携によるプロモーションや旅行社へのオンラインセミナーによる関係強化・誘客のほか、SNS・ニュースレターによる情報発信に継続して取り組む。
<マレーシア>
 現地旅行社へのセールスコールや近隣県と連携したPRによる旅行客の回復と拡大、SNS・ニュースレターによる情報発信に継続して取り組む。
<ベトナム>
 SNS・ニュースレターによる情報発信に継続して取り組むほか、現地旅行博でのPR、チャーター便誘致のための航空会社セールスの展開を図っていく。
<フィリピン>
 現地旅行博・観光説明会等への出展や、旅行商品の造成等への働きかけなど、現地旅行社との関係強化及び知名度向上に努める。
<インドネシア>
 知名度向上のためSNSを活用した情報発信、博覧会出展、旅行商品造成を行うとともに現地旅行社職員が本県研修を行うことで、現地においてプロモーション可能な人材の育成を図る。
欧米豪市場・現地旅行博への出展やSNS・ニュースレターによる情報発信を通じて本県の更なる知名度向上を図る。
・現地の商品造成担当を対象としたFAMツアーを実施するなど現地旅行会社との関係構築を図り、具体的な商品の造成につなげる。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

1 事業目標
 第2期鳥取県総合戦略「令和新時代創生戦略」において令和6年(2024年)の外国人延べ宿泊者数27万人達成を目標としている。

2 取組状況
 米子鬼太郎空港発着の国際定期便の路線拡大、積極的な海外プロモーション等の効果により、平成30年の外国人延べ宿泊者数は約19.5万人を達成したが、令和元年には日韓関係の影響等により、米子ソウル便・環日本海定期貨客船が非運航・欠航となり、令和2年には新型コロナウイルスの影響により米子上海便・香港便が欠航となった。新型コロナウイルス感染拡大に伴い全世界的な海外渡航規制が行われていたが、本年6月より訪日旅行が解禁となっている。オンラインツールやSNSの活用を中心としたプロモーション・情報発信のほか、現地旅行博への出展や旅行会社を招へいしてのFAMツアーなどオフラインのプロモーションも展開している。

3 改善点
・エアライン、CIQ、空港ビル等の関係者と調整しながら、国際定期便の一日も早い再開を目指していく。
・特定市場の政治情勢等に影響されない持続可能なインバウンド誘客を推進するため、誘客市場の多角化を図っているところである。

これまでの取組に対する評価

米子ソウル便運航再開、米子香港便の季節定期運航実現などインバウンド回復に向けた地道な取組を継続してきた。引き続きインバウンドのV字回復に向けて海外航空や旅行会社等と連携しながら誘客プロモーション等に取り組んでいく。

財政課処理欄


 財源にデジタル田園都市国家構想交付金(地方創生推進タイプ)を充当します。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 515,149 0 0 0 0 0 0 0 515,149
要求額 547,350 0 0 0 0 0 0 0 547,350

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 547,350 7,696 0 0 0 0 0 0 539,654
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0