鳥取砂丘コナン空港では、令和4年度に空港施設に関する維持管理更新計画を更新し、空港施設の長寿命化及び維持管理コストの削減に取り組んでいるところである。さらに、空港脱炭素推進計画や周辺観光地等を結ぶ二次交通の改善にも積極的に取り組んでいるところである。
しかし、空港運営(維持管理を含む)に関わる情報管理は Excel 等が基本であり、データは担当部署ごとに紙ベースで管理されており、電子データでの一元管理がなされていない。
また、空港利用者(いつ、どのような人が、どこで、どのくらい)、空港施設のライフライン使用量(いつ、どこで、どのくらい)等は現状の把握ができていない状況である。
そこで、鳥取砂丘コナン空港のあらゆる情報(利用者情報からインフラ設備維持管理情報まで)をまるっとDX化し、効率的な空港運営や施設管理(維持管理含む)を行うとともに、空港二次交通、空港脱炭素化および地域活性化などへの積極的な活用を目指すものである。