1 事業の目的・概要
米子鬼太郎空港(美保飛行場)において、国が実行する事業(直轄事業)に係る地元負担金
(1)エプロン舗装改修工事【工事】
(2)電源設備更新【工事】
2 主な事業内容
(1)エプロン舗装改修工事
米子鬼太郎空港のエプロンは、昭和54年度および平成6〜7年度に整備して以降、古い箇所は44年以上経過しており、老朽化によるひび割れが確認されている。
一方、同空港は、山陰地方唯一の国際定期便が運航している空港であり、「訪日誘客支援空港(拡大支援型)」として平成29年7月に認定されたことで、今後の更なる訪日旅行者の増加が期待されているが、エプロンの老朽化、並びに強度不足によるオーバーロード運航に伴いエプロンのひび割れ等がさらに進行して就航に支障を来すことが危惧される。
このため、老朽化対策および強度不足解消を目的として、エプロン舗装改修工事を行うものである。
(2)電源設備更新
本装置は、航空灯火および航空保安用電源設備の運用状態を常時監視、制御を行う装置で、装置に故障が発生した場合は航空灯火の運用が不可能となる可能性がある。
米子鬼太郎空港では、毎年、定期点検を行い劣化した部品については交換を行っているが、平成20年に設置されてから、令和6年時点で16年目(耐用年数15年)を迎えることも踏まえ、予防保全として更新工事を行い、就航に影響を来すこと(事後対応)を未然に防止する。
3 事業費及びスケジュール
(1)エプロン舗装改修工事
・事業期間:令和元年度〜令和7年度
R1測量・調査、R2実施設計、R3〜R7工事
・全体事業費:2,611,000千円
うち令和6年度:330,000千円 工事
(2)電源設備更新
・事業期間:令和4年度〜令和6年度
R4実施設計、R5〜6工事
・全体事業費:190,000千円
うち令和6年度:91,000千円 工事
4 県負担金の算定
○直轄事業費計 C=421,000千円・・・(1)
○負担割合=1−2/3×1.24=0.173333・・・(2)
・直轄事業の国負担割合 2/3
・後進地嵩上げ 1.24(R6)
○県負担金額 (1)×(2)=421,000×0.173333=72,973千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
R1 エプロン舗装調査・設計、電源局舎設計
R2 エプロン舗装設計・工事、電源局舎工事
R3 エプロン舗装工事
R4 エプロン舗装工事、電源設備設計
R5 エプロン舗装工事、電源設備工事、排水施設改良工事
これまでの取組に対する評価
国が実行する事業(直轄事業)について、負担金を支払っている。