[債務負担行為]児童相談所費

　一時保護所の食事は、児童の趣向や特性（アレルギー等）に配慮した、安全安心な食事を提供するだけでなく、適切な食事のとり方や望ましい食習慣の定着、食を通じた豊かな人間性の育成や精神的な安定を得る等、児童の心身の健康回復や健やかな育成に重要な側面を持っている。
　このような食事を継続的に提供するため、令和７年度より専門業者へ給食業務を委託し、３年間の債務負担行為により複数年契約を行う。

　近年、児童相談所では、児童虐待に対する社会的関心が高まったことにより虐待通告件数及び一時保護児童数の増加、また、一時保護期間の長期化傾向等が見られる。
　これらに伴い、一時保護所で提供する食事数も増えてきており、個別契約している調理委託では対応しきれなくなってきている。必要に応じて、市販の弁当等で対応しているが、市販の弁当は児童にとって好ましい食事とは言えず、家庭的な食事、栄養バランスの取れた食事の提供には安定的な給食提供を可能とする体制が必要と考える。
　ついては、食品衛生法等の知識を有し児童にとって適切な食事を安定して提供することができる集団給食等の実績のある専門業者に委託することとしたい。

（１）期間　令和７年度〜令和９年度（３年間）
（２）債務負担行為額３６，５０７千円（１２，１６９千円×３年）
（単位：千円）

	R７	R8	R9	計
一般管理費	11,318	11,318	11,318	33,954
食材費	851	851	851	2,553

（３）業務内容
・献立作成
・食材調達
・調理、盛り付け
・食器等洗浄、厨房清掃

（単位：人）

R元年	R2	R3	R4	R5
375	236	361	451	541