これまでの取組と成果
これまでの取組状況
まんがアニメゆかりの地を旅する「聖地巡礼」が「旅の動機づけ」として国内外でブームとなっている。まんが王国を標榜する本県にとって絶好の機会であり、認知度向上と具体的な誘客促進に繋がる取組を行っていく。
特にアフターコロナの観光の回復を後押しするため、アニメツーリズムの推進をめざす。国内向けには、まんがアニメファンに対する認知度の向上や誘客促進、海外向けには、催事出展で認知度向上を図るとともに、山陰インバウンド機構と連携した取組により来県動機づけを図る。
当官房の強みは、まんがアニメ作品や関連団体との連携である。これらとの連携により、効果的な情報発信を行う。
また、地域のまんがアニメ資源を活用した取組を支援する。
これまでの取組に対する評価
まんがアニメと連携した企画は、ファンの関心を強く誘うものであり、一定の効果が見られる。
「まんが王国とっとり」に対する効果で、令和4年度は国際平和漫画展、マンガと地域振興展に連携して鳥取県のPR展示等を行い、認知度の向上を図った。
また令和5年度には、コロナ後に再開したインバウンド需要喚起を図るため、香港ブックフェアや台中市国際動漫博覧会に出展し海外への情報発信を行った。
結果として、水木しげるロードの観光入込客数の回復や青山剛昌ふるさと館の入館者数の増加といった県の観光入込客数の増加に寄与している。