現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和6年度予算 の 輝く鳥取創造本部の観光周遊促進支援事業
令和6年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

観光周遊促進支援事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

輝く鳥取創造本部 観光戦略課 サイクルツーリズム振興室 

電話番号:0857-26-7239  E-mail:kankou@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R6年度当初予算要求額 24,454千円 0千円 29,932千円 0.7人 0.0人 0.0人
R5年度当初予算額 19,877千円 5,458千円 25,335千円 0.7人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:24,454千円  (前年度予算額 19,877千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

 近年、旅行形態が団体旅行から個人旅行に変化している中、個人旅行者に対する利便性向上及び本県観光商品の魅力アップに繋げるため、個人旅行者向けに誘客効果の高い旅行メニューとして、圏域をつないで周遊するツアーバス、タクシーを企画・運行する事業者を支援する。


     また、寄港地観光に於ける個人旅行客の2次交通対策として、ターミナル及び昭和南等岸壁からのシャトルバス運行支援を行う。中・大型船の乗客はフリーで観光を楽しむ方が多く、シャトルバスの運行が求められており、運行支援が必要な状況。

2 主な事業内容

1)県内観光周遊バス・タクシー支援

   県内発着又は宿泊する個人旅行者に向けた主要観光地を周遊するバス・タクシーの運行及び広報活動に対し支援を行う。

    (単位:千円)
    補助金名
    補助対象事業・補助対象経費
    実施主体
    県補助率
    (上限額)
    要求額
    前年度予算額
    前年度からの変更点
    観光二次交通運行支援補助金観光周遊タクシーの運行経費から運賃収入を除した経費鳥取県内に事業所を有する企業又は団体(鳥取市、協同組合米子ハイヤーセンター)
    1/2
    21,170
        16,976
          なし
    観光周遊バスを運行する事業に係る経費浦富海岸・鳥取砂丘エリア観光二次交通運行協議会
    鳥取市観光コンベンション協会
    1/3
    1,418
    1,035
          なし
    周遊バス運行支援補助金運行経費から運行収入を除した経費市町村、観光関係団体等
    1/2
    1,800
    1,800
          なし
    合計
    24,388
    19,877
          なし

2)とっとりのりもの総合案内
(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
とっとりのりもの総合案内・東部・中部・西部のエリア別の観光二次交通情  報及び観光情報をまとめたガイドマップを作成  し、配布する。
・作成部数 9,000部(各エリア別×3,000部)
66
66
合計
66
66

3 前年度からの変更点

■周遊タクシー利用対象の変更
     令和3、4、5年度は新型コロナウイルスの影響でインバウンド利用が見込まれなかったため、インバウンド客のみならず国内旅行客も利用できるよう、対象を拡大して運行を実施していたが、コロナも5類となり、米子ソウル便も復活しインバウンド需要も回復していることから、R6年度からインバウンドのみの対象に戻す。

    ■ねんりんピック鳥取大会開催期間中の周遊タクシーの対象範囲拡大
     R6年度10月19日(土)〜22日(火)にねんりんピックが鳥取県で開催されるに当たり、より多くの参加者が観光ツアーに参加いただけるよう、鳥取市の周遊タクシーにおいてはねんりんピック開催期間中(前後泊含め10月18日〜23日)に限り、インバウンドのみだけでなく、ねんりんピック参加者も対象とする。
     申込方法: 事前予約制
     周知方法: ねんりんピック参加者へ配布する冊子への掲載

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

【事業目標】
 旅行形態が団体旅行から個人旅行に変化しているため、個人旅行者に対する利便性向上及び本件旅行商品の魅力アップに繋げることを目標としている。

【取組状況】
 平成22年度から開始された補助金制度。個人旅行者向けに誘客効果の高い旅行メニューとして、圏域をつないで周遊するツアーバス、タクシーを企画・運行する事業者を支援している。
 タクシー運行について、令和3、4、5年度は新型コロナウイルスの影響でインバウンド利用が見込まれなかったため、インバウンド客のみならず国内旅行客も利用できるよう、対象を拡大して運行を実施した。

〇Gバス(H26〜)
・日交バスの定期観光バスが平成23年に廃止された事により、駅や空港から観光客が観光地を周遊することを目的として、新たに東部広域で運行を開始。
・現在県外観光客を対象とした砂丘等の人気観光スポットを巡るコースと、県内観光客を対象とした民藝を巡るコースの2つのコースを運行している。

〇ボンネットバス(H18〜)
・平成18年の運行開始以来、支援を継続している。(平成22年度以前は観光二次交通整備支援事業補助金にて支援)
・現在は、バスファン、アニメファンを取り込む周遊コースを運行。また、シーカヤックの体験型ツアーをオプションとして取り入れるなど、岩美の魅力を高めるツアー造成に取り組んでいる。

〇西部観光タクシー(R2〜)
・これまで各タクシー事業者が個別申請していた(H25〜)が、令和2年度から事業主体が鳥取県ハイヤータクシー協会西部支部に変更。
・令和2年度まではインバウンド向けの観光タクシーとして運行をしており、エアソウル便を利用して来県する韓国人旅行客に非常に人気があった。
・現在は、国内観光客にも対象を拡大し、西部地区の主要観光地を巡る8コースを運行している。

○鳥取市観光周遊タクシー(H23〜)
・県は平成23年度から補助を開始。現在は、観光客の様々なニーズに合わせた28の周遊コースを設定。
・「鳥取観光マイスター」を取得したドライバーによる観光案内を受けながら周遊することができる。

これまでの取組に対する評価

東部、西部の観光周遊タクシーについては、令和元年度以前は年々利用人数が増大しており、多くの外国人観光客の県内観光周遊を支えていた。コロナ禍でインバウンドの利用者がないことから、国内旅行客の周遊促進のため、令和3、4、5年度は国内旅行客にも対象者を拡大した。
また、ボンネットバス、Gバスについては、県内の主要観光地を効率よく巡ることができるため、例年国内外から多くの旅行者に利用されている。

〇Gバス
・鳥取駅だけでなく、三朝温泉やはわい温泉等を出発地として設定することで、中部を訪れた観光客の東部の周遊につながっている。
・観光終了後は、お客さまの希望に合わせて駅、空港へ送ることで、観光客の利便性向上にもつなげている。

〇ボンネットバス、
・世界ジオパークネットワークの加盟に際しての課題であった観光二次交通の課題についてもクリアし、平成22年度に世界ジオパークネットワークに加盟。(4年に1度審査がある)
・県内の山陰海岸ジオパークを周遊できる観光バスとして大きな役割を果たしており、県内外から多くの方が利用し、宿泊、食事、土産物購入等の経済的効果をもたらしている。

〇西部観光タクシー
・コロナ以前においては、県内を訪れる多くの韓国人観光客の県内周遊につながっていた。
・令和3、4、5年度は国内旅行客も対象として運行しており、国内観光客の西部周遊を支えている。

○鳥取市観光周遊タクシー
・路線バスの運行便数が限定的な中、3時間で観光地を周遊することができるこの観光タクシーにより、訪れた観光客に便利に観光地を巡ってもらえる環境を整えることができている。
・令和3、4、5年度は、国内旅行客も対象として運行しており、県外からの利用者が多く、県外からの観光誘客につながっている。

〇中部観光タクシー【R5年度廃止】
・三朝温泉、はわい温泉、東郷温泉の宿泊者を対象として、令和3年12月末から運行を開始した。
・コロナ禍で売上が減少した温泉旅館と連携した取組であり、各温泉地の利用者増にも繋げる目的がある。
・令和3年度は新型コロナウイルスの感染拡大により、1ヶ月ほどしか運行ができなかったため利用者は少なかったが、令和4年度は順調に利用者を増やしている。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 19,877 0 0 0 0 0 0 0 19,877
要求額 24,454 0 0 0 0 0 0 0 24,454