これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〇鳥取砂丘コナン空港、米子鬼太郎空港の利便性等の向上を進め国内線の利用者増を実現する。また、国内線の定期路線の開設に向け、航空会社へのエアポートセールスを継続する。
〇鳥取・米子両空港の利用促進を図るため、鳥取空港の利用を促進する懇話会、米子空港利用促進懇話会と連携し事業を実施するほか、国内路線の充実を図るため、国、航空会社に対して要望を実施している。
〇路線の利用状況調査・分析した結果を基に、
・首都圏からの観光誘客
→首都圏旅行会社への旅行商品造成、レンタカー助成事業
・地元発の利用増に向けた利用圏域の拡大
→旅行しやすい価格帯での旅行商品造成、但馬・松江圏域へのPR
・航空便の利用による子育て施策や移住定住施策の推進
→エアサポート事業
〇その他、新たな需要拡大に向けて、
・イン・アウト空港の分散による利用拡大
・航空会社と連携した若年層をターゲットにした情報発信
等に取り組んでいるところ。
これまでの取組に対する評価
〇令和5年9月末の搭乗者数は令和元年(コロナ前)と比較すると、
鳥取空港88.9%
米子空港87.3% となっている。
〇観光入れ込み動態調査において、航空便を利用して、来県される観光客は令和4年の構成比は令和3年と同じであったが実人数は増加している。
R4:176千人(構成比4.9%)
R3:149千人(構成比4.9%)
R2:173千人(構成比5.2%)
〇鳥取空港の5便運航は、「羽田発着枠政策コンテスト」にとる臨時的措置であること、米子空港通年6便運航も次の夏ダイヤではどうなるか分からない状況である。
〇羽田便は全国的に利用が好調で、他の自治体も羽田枠を熱望している状況がある。国内航空便の利便性の維持・向上に向けて、国や航空会社に要望し、実現につなげていくためには、他の空港以上に需要を高めるため取組を強化していく必要がある。