これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〇事業目標
県内企業等を支える人材や地域づくりを担う人材を確保し、ふるさと「鳥取県」の活力の維持・促進を図ることを目的に、首都圏における鳥取県出身や鳥取県に関心のある学生に対し、県内企業の情報や就職に関するイベント案内等を効果的に届け、IJUターン就職を促進する。
〇取組状況
1 学生のIJUターン就職促進に向けた主な取組(事業)
(1)とっとりWorkWork(ワクワク)飛行機ツアー
令和4年12月、令和5年3月に首都圏学生による鳥取県内企業視察訪問等を実施した(参加者:12月8名、3月7名)。令和5年度は12月下旬に米子で実施予定。
(2)首都圏在住ワカモノWorking交流会
令和5年度の9月末に初めて実施。参加者:10名
(3)鳥取県学生寮での就職セミナー
令和5年5月21日に清和寮(女子寮)で実施(参加者:39名)、5月28日に明倫館(男子寮)で就職セミナーを実施(参加者:22名)。
2 首都圏の大学との連携
(1)大学訪問による学生への働きかけ(広報等)の要請
ふるさと鳥取県定住機構と連携し、年間を通じて首都圏の大学等の学生就職支援部署を訪問し、鳥取県へのIJUターン就職促進に関するイベントや助成制度等の学生への周知の要請などを行った。
(2)大学等との連携協定の締結状況
ア 包括協定 3大学
イ 就職支援協定 8大学
(3)大学等との就職支援協定に関する主な連携事項
・学生に対する県内企業の情報、生活情報等の周知
・学内のIJUターン支援行事への鳥取県ブース出展(オンライン)など
これまでの取組に対する評価
関係機関と連携して、本県から首都圏の大学に進学した学生に対するUターン就職の促進に向けた各種の具体的取組みを継続して行ってきたところである。
元々首都圏では、Uターン就職する意識が高くない学生が多い中、新型コロナウイルスの流行で勤務場所、勤務形態などが多様化され、就職活動も選択肢が広がっている。その中で、県内就職も選択肢に加えていくよう、県内情報の発信やイベントの開催を行っている。
首都圏から県内就職する学生や、既卒者でUターン転職する者も一定数いる。また、今すぐのUターンでなくとも、いずれ転職を検討するときに県内就職が選択肢になるよう、つながりを作っておくことも効果的であり、直ぐに成果は期待できないが、地道な働きかけは必要である。
また、県の有効な情報を学生に届けやすい就職支援協定提携大学や学生寮とは友好な関係を維持することは大切で、就職担当課や学生寮寮長らとのコミュニケーションの確保は継続していくことが必要である。