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令和6年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:労働費 項:労政費 目:労政総務費
事業名:

人と仕事の縁をつなげる人材確保推進事業

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商工労働部 雇用・働き方政策課 雇用戦略担当 

電話番号:0857-26-7229  E-mail:koyou-hataraki@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R6年度当初予算要求額 20,930千円 0千円 25,625千円 0.6人 0.0人 0.0人
R5年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:20,930千円  (前年度予算額 0千円)  財源:国1/2 

事業内容

1 事業の目的・概要

 あらゆる産業・県内経済成長において人手不足の解消が切実な問題となる中、県内産学労官の代表等で構成される官民連携会議「人材確保強化戦略会議」を立ち上げ、人材確保への機運醸成と施策の検討に取り組んできた。その結果、人手不足が顕著な業界への支援や多様な人材の活用に係るさまざまな施策を県を挙げて打ち出しているところである。

     課題やニーズを聞き取る中で、企業からは「技術を持った人材が確保できない」「せっかく採用しても長続きせず離職してしまう」という悩みを、労働者からは「求人の情報と会社の実態が違うことが多い」「個人個人の事情にも配慮してほしい」などの声が多く聞かれた。ミスマッチによる望まない離職を減らすことが大変重要であるため、人と企業・仕事を「結び合わせる」ことを目的として、技術者やIT人材の適切なマッチング、技能の魅力発信、ライフイベントと仕事の両立、社員愛や新しい企業価値の発信といった事業を実施する。心理的にも人と企業のマッチングを強めることで、長期的な人手不足解消につなげることを目指す。

2 主な事業内容

(1)ものづくり・IT人材の確保                                              (単位:千円)
細事業名
内容
要求額
鳥取県技術・IT人材マッチングシステムの新設
(県立HWで実施)
(1)鳥取県技術・IT人材マッチングシステムの導入
 技術系人材を求める県内企業と技術職を検討する人材の情報(得意分野、保有資格等)を結び付け、適切なマッチングを促進する新たなシステムを開設し、人材不足解消につなげる。(現行の鳥取県技術人材バンクの改修により構築)
・国HW・県立HWの求人情報と同期させ、技術系求人情報を自動でシステムに取り込むことで常に最新の求人情報を提供
・企業側が求職者情報をチェックし、スカウト(面談希望の意思表示)できる機能
・登録者が希望する技術求人情報を自動配信する機能
(2)技術・IT人材確保に向けた広報強化
 SNSやリスティング広告等の活用によるターゲット層への効果的なPRによりシステムへの登録を促進する。
6,630
技能の魅力発信事業
(産業人材課で実施)
技能の魅力発信及び技能労働者の育成・確保を目的に、幅広い層をターゲットにしたイベントの開催や広報を実施する。
(1)鳥取県技能祭
 小中学生を対象に、各技能士団体によるものづくり体験教室、匠の技の実演や専門高校の活動や魅力を発信するイベントを開催する。
(2)技能体験会
 高校生、求職者を対象に、複数の事業所を巡回訪問して行う技能体験会を東中西の3か所で実施する。(18事業所)
3,300
合計
9,930

(2)人を大切にし離職を生まない職場づくり                                       (単位:千円)
細事業名
内容
要求額
両立に関する実態調査 3年に1度実施している「職場環境等実態調査」の内容を充実させ、くらしとしごとの両立に関する企業・労働者の意識と実態を調査し、支援施策に反映する。
2,450
くらしとしごとの両立応援事業(1)県民・企業への広報・意識啓発
 がん、更年期障がい、不妊治療、育児、介護など数々のライフイベントに際し不本意な離職を選択することの無いよう広く県民・企業への広報・意識啓発を行う。
(2)離職防止ネットワークの構築
 福祉は要介護者の支援を主に行い、介護者となる家族の仕事面のフォローまでは困難な現状があるため、地域包括支援センター等福祉支援とみなくる等労働支援が連携するための離職防止ネットワークを構築し、相互の情報提供や離職防止に係る勉強会を実施する。
3,000
企業の新たな価値・魅力発信(1)LOVE社員!とっとり企業大賞(仮称)
 社員を大切にし、社員が長く働き続けたいと感じる魅力ある職場づくりに取り組む社員愛にあふれた企業をコンテスト形式で募集・表彰し、広く発信することで、県内企業の自発的な取組の広がりにつなげる。
(2)新しい企業価値の発信
 価値観が多様化する中、昨今の学生等が重視する両立支援・働きやすさ・社会貢献などの観点での企業価値(くるみん、SDGs等の認証制度取得状況等)を可視化することで、企業の魅力発信を強化し、県内就職促進につなげる。(とっとり就活ナビの企業情報画面を改修)
5,550
合計
11,000

3 人手不足・人材確保に係る各種施策

人手不足・人材確保対策が全庁的なテーマとして共有されており、本事業以外にもさまざまな視点から業界別・対象者別に多くの施策を既に実施又は検討している。

<人手不足が顕著な業界への支援>

  • テクノロジー活用による働きやすい介護の職場づくり推進事業
  • 「介護で働きたい!」を増やす参入促進事業
  • 介護分野で働く外国人材受入支援事業
  • 「シン・子育て王国とっとり」保育人材確保強化事業
  • 建設産業における未来人材確保・育成事業
  • 物流の2024問題解決に向けた「トリロジ」推進事業

<多様な人材の活用>
  • 「外国人材と共に働くとっとり」推進事業
  • 多様な人材の活躍による人手不足解消事業(地域活性化雇用創造プロジェクト)
  • 「キャリアデザインLab(ラボ)」設置事業
  • シン・子育て王国男性育児休業取得応援事業
  • 若者目線の人口減少対策事業
  • スーパー工業士・ものづくりAI実装人材育成事業





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 20,930 10,465 0 0 0 0 0 0 10,465