1 事業の目的・概要
毎年の出水により、河川の河床変化や河川施設の損傷などの様々な変状が生じ、堆積した土砂や繁茂した樹木等による河積阻害がある箇所、修繕を実施すべき箇所など、河川管理者の責務として対策すべき箇所が年々発生している。
上記のような箇所を特定するには、河川の状態把握や適切な管理のために基本となるデータとして河川の縦横断測量の成果が活用されるが、河川が経年変化していくに従ってこのデータの信頼性が下がってしまうことから、定期的に縦横断測量データの更新が必要となる。
このため、「河川砂防技術基準 維持管理編」の内容に従い、河川管理者として水防上特に状態把握が必要な84河川について、5年に1回の頻度で河川の縦横断測量データの更新を行う。
2 主な事業内容
河川定期縦横断測量 48.4km C=58,080千円 (前年度 C=20,000千円)
全84河川238.8km中 12河川48.4kmが対象