事業名:
能登半島地震を踏まえた共助の取組み強化事業
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危機管理部 消防防災課
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト(A+B) |
従事人役 |
現計予算額 |
0千円 |
0千円 |
0千円 |
0.0人 |
補正要求額 |
14,357千円 |
3,130千円 |
17,487千円 |
0.4人 |
計 |
14,357千円 |
3,130千円 |
17,487千円 |
0.4人 |
事業費
事業内容
1 事業の目的・概要
令和6年1月に発生した能登半島地震で死亡した者の死因は、倒壊した建物の下敷きになったことによる「圧死」が41.4%、発災後一定時間は存命であったが気候条件等が重なり状態が悪化したと推測される「低体温症・凍死」が14.4%であった。この背景として、道路が寸断され、消防、警察、自衛隊等が速やかに現地に入れず、公的機関による救助・援助の初動の遅れもあったものと推察される。
これらの状況を踏まえ、1人でも多くの人を救うためには、地域や周囲の人たちが協力して助け合う「共助」の取組を進めることが重要であり、消防学校において、消防団や自主防災組織等を対象にして倒壊家屋から救出し、救命に繋げる方法を学ぶ「支え愛救出研修」を実施し、共助のための活動を支援する体制を整備する。
2 主な事業内容
「支え愛救出研修」の概要 【要求額:14,357千円】
対象者 | 消防団や自主防災組織等 |
目的 | 倒壊家屋から逃げ遅れた人を救出し、救命に繋げる方法を学び、地域住民による「共助」の強化を図る。 |
研修内容 | 倒壊家屋からの救出訓練と救急救命講習を主とした研修を実施。
<概要>
(1)消防機関等災害活動機関との連携(座学)
(2)挫滅症候群(クラッシュシンドローム)等について(座学)、心肺蘇生法、AED取扱い、止血法(実技)
(3)救出、搬送訓練(実技) |
要求内容 | 年間を通じて訓練を実施できるよう、屋根等を整備した訓練場に倒壊家屋を模した建物を設置し、救出・搬送訓練を行う。また、救出後の救命に必要な資機材(高度救命処置訓練用人形等)についても合わせて整備する。
- 倒壊家屋を模した建物・上屋整備、狭隘空間再現キット、ストレッチャー、防爆ライトほか(8,108千円)
- 高度救命処置訓練用人形、半自動除細動器、AEDトレーナー(6,249千円)
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3 要求額 14,357千円
・救出訓練施設【継続費】
令和6年度〜令和7年度 6,037千円
| 委託料 | 工事請負費 | 計 | 備考 |
令和6年度 | 1,956 | 1,633 | 3,589 | 工事請負費 前払金4割 |
令和7年度 | − | 2,448 | 2,448 | |
計 | 1,956 | 4,081 | 6,037 | |
・救急救命資機材ほか 8,320千円
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
現計予算額 |
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要求額 |
14,357 |
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14,357 |