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予算編成過程の公開
令和6年度予算
福祉保健部
強度行動障がい者支援体制総合強化事業
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)
一般事業要求
支出科目 款:民生費 項:社会福祉費 目:障がい者自立支援事業費
事業名:
強度行動障がい者支援体制総合強化事業
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福祉保健部
障がい福祉課 生活支援・指導担当
電話番号:0857-26-7193
E-mail:
shougaifukushi@pref.tottori.lg.jp
事業費(A)
人件費(B)
トータルコスト(A+B)
従事人役
現計予算額
32,372千円
783千円
33,155千円
0.1人
補正要求額
20,000千円
783千円
20,783千円
0.1人
計
52,372千円
1,566千円
53,938千円
0.2人
事業費
要求額:
20,000千円
財源:単県
事業内容
1 事業の目的・概要
強度行動障がい者の安全、安心な受け入れを行うため施設をユニット化する場合、
特認として県の支援限度額を2,000万円とする制度
を創設し、整備に取り組む事業者を重点的に支援する。
2 主な事業内容・必要性
区分
内容
【既存制度】
強度行動障がい児者を受け入れるために必要となる居室の整備(突起物の除去や壁・窓などの構造強化など)や、備品購入に必要な経費の一部を支援する。
対象サービス
(入所系)障害者支援施設
(居住系)共同生活援助(グループホーム)
(通所系)短期入所、生活介護、療養介護
補助対象経費
・居室の整備(突起物の除去や壁・窓などの構造強化など)に係る修繕費、工事請負費
・専用備品購入費
補助金額
定額1,500千円/1名(1居室)
(1施設につき最大で4,500千円)
【ユニット化特認】(今回創設要求)
通常の強度行動障がい者受入施設よりも利用者の安全・安心が特に図られるようになると認められる既存施設のユニット化改修を行う場合に、既存制度よりも補助対象経費、補助限度額を拡大して支援する。
対象サービス
(入所系)障害者支援施設のみ
補助対象経費
強度行動障がい者が生活する空間と他の入居者が生活する空間を、壁や扉等で区切る(ユニット化する)ために必要な工事請負費等
補助率
1/2
補助限度額
20,000千円
特認要件
以下の要件を全て満たすとともに、改修によって通常の強度行動障がい者受入施設よりも利用者の安全・安心が特に図られるようになると認められること
○既存施設において、強度行動障がい者が生活する空間と他の利用が生活する空間を、壁や扉等で区切るとともに脱衣所、浴室、食堂を新設することによってユニット化する工事等であること
○3名以上の強度行動障がい者を受け入れている、又は受け入れる予定であること
○交付申請時点又は交付申請年度末までに、配置人員に係る以下の要件を満たすこと
・常勤換算法で、指定障害者支援施設基準を超える生活支援員が配置
されていること
・サービス管理責任者又は生活支援員のうち1人以上が強度行動障がい支援者養成研修(実践研修)修了者であること
・生活支援員のうち20%以上が強度行動障がい支援者養成研修(基礎
研修)修了者であること
<ユニット化の有効性:
ユニット化により一つの生活空間で支援することが最も重要
>
○強度行動障がい者は、物を壊したり、集団行動を苦手とする特性があり、他の利用者と同じ空間で生活すると、暴力など他の利用者に深刻な影響を及ぼす行動が高い頻度で発生するおそれがある。
○そのため、強度行動障がい者だけが生活するユニットを整備し、課題行動を減らす環境で支援を行うことが、最も有効な支援方法。
※厚労省の社会保障審議会障害者部会(令和4年6月)資料「著しい行動障害のある方々への新たな支援策の構築に向けて」において、求められる支援の在り方として小規模ユニットの住まいの場が提言されている。
・他の利用者への暴力など他害行動の回避が可能
・一つの生活空間に専属職員を配置し、集中的な支援を実施
・ユニット化による安全、安心な生活空間の下、特徴的な課題行動の低減、抑制が期待でき、適切な環境調整に繋がる
<ユニット化するための整備費>
○他の利用者と生活空間を明確に区別し、生活の質を担保するためには、間仕切り等の設置に加え、浴室やトイレ、ミニキッチンといった水回り系設備の整備(配管の新設等)が必要なため整備費が多額となる。
○壁、床、窓ガラスの補強や防音処理等を念頭にした既存の支援制度(1居室あたり1,500千円)では、これらの経費増に対応することができない。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
強度行動障がい児者の支援にはソフト、ハードの様々な面からの支援が必要であり、本事業はハード整備費の面からの支援を行うことで、県内の支援体制の充実化を図るものである。
これまでの取組に対する評価
支援事業所において、強度行動障がい児者への支援を行う際、また新たに受け入れを行う際の負担軽減に結びついている。
要求額の財源内訳
(単位:千円)
区分
事業費
財源内訳
国庫支出金
使用料・手数料
寄附金
分担金・負担金
起債
財産収入
その他
一般財源
現計予算額
32,372
4,128
0
0
0
0
0
0
28,244
要求額
20,000
0
0
0
0
0
0
0
20,000