事業名:
[債務負担行為]鳥取県地域医療介護総合確保基金事業(寄附講座「地域医療学講座」開設事業)
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福祉保健部 医療政策課 医療人材確保室医師担当
事業費
事業内容
1 事業の目的・概要
地域医療に貢献する医師の養成・確保に向け、鳥取大学医学生に対し地域医療に係る教育、地域医療マインド醸成を行う「地域医療学講座」(H22〜)について、事業の継続的・安定的な運営を図る観点から、令和7年度から3年間(R7〜R9)債務負担行為を設定する(第6期)。
(背景)
医師高齢県(従事医師の3分の1が60歳以上)として、一人でも多くの若手医師の確保が求められる中、鳥大医学生への地域医療教育、地域医療マインド醸成は益々重要。
2 主な事業内容
※今期(R4〜R6,第5期)と同じ
| 次期(R7〜R9,第6期) |
寄附目的 | ○地域医療に貢献する人材の育成
○地域医療に関連する診療支援
○地域医療に関する研究 |
主な業務 | ○地域医療に関する講義及び臨床実習
○地域枠の学生に対するプログラムの立案及び実施
○地域枠等の学生からの相談への対応
○地域の医療機関における実習教育に関連する診療、健康管理支援
○地域医療体制、臨床疫学、地域医療教育及び地域 医療に貢献する人材育成などに関する研究 |
体制 | ○教授 1名
○准教授 1名(1名)
○講師又は助教 4名(2名)
※( )は県からの寄附金により確保する職員 |
寄附額 | @36,900千円×3年間 |
3 債務負担行為の内容
(1)期間:令和7年度〜令和9年度(第6期)
(2)限度額:110,700千円 (内訳) @36,900千円×3年
(3)内容:鳥取大学医学部が開設する地域医療学講座に対して、所要の人件費及び研究・活動費を寄附。
(4)財源:鳥取県地域医療介護総合確保基金及び日野病院からの協力金(@7,500千円×3年)
《参考》これまでの取組
第1期:H22.10〜H26(H22:@21,650千円,H23〜:@30,500千円)
第2期:H26〜H27(@30,500千円)
第3期:H28〜H30(@34,200千円)
第4期:H31〜R3(@36,900千円)
第5期:R4〜R6(@36,900千円)
第6期:R7〜R9(@36,900千円)
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
地域医療に貢献する人材の育成及び地域医療の実践と研究、教育を行うとともに、地域医療を志す医師を支援することを目的に設置。
○人材育成
大学6年間を通じた地域医療教育プログラムの導入、カリキュラム外教育による地域枠学生等に対する地域医療、総合診療等への接触機会を増加等
→外部有識者・学生からの意見聴取、新型コロナウイルス感染症への対応を行いながら、地域医療に貢献する人材育成を行っている。
○地域における診療支援
中山間地の自治体立医療機関を中心に、講座出身の医師派遣、実習教育に関連する診療支を実施
→継続的・安定的に取組を進めることで、地域医療に関心のある人材が集まり、地域における診療支援が拡大している。
これまでの取組に対する評価
県内の医師数は増加傾向にあるが、地域医療の現場では医師不足は解消されていない。地域医療に貢献する医師の育成等には、一定の時間を要することから、これらの取組を継続的・安定的に実施する必要がある。
債務負担行為要求書
(単位:千円)
事項 |
期間 |
区分 |
限度額 |
財源内訳 |
説明 |
国庫支出金 |
起債 |
分担金 負担金 |
その他 |
一般財源 |
款:衛生費 項:医薬費 目:医務費
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7年度から 9年度まで
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要求総額 |
110,700 |
0 |
0 |
0 |
110,700 |
0 |
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年度 |
7年度
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36,900
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0
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0
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0
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36,900
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0
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8年度 |
36,900
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0
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0
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0
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36,900
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0
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9年度 |
36,900
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0
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0
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0
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36,900
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0
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