これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
・鳥取県公立学校の教員としての資質向上に関する指標を踏まえた研修計画に基づく研修を実施し、実態に即した研修に改善するとともに、特に初任者をはじめとする若手教員の育成をめざす。
・児童生徒の主体的・対話的で深い学びを実現するための教職員のICT活用指導力向上といった喫緊の課題の解決に向けて、実態や職に応じた研修を設定すると共に、学校訪問型の研修により指導力の向上を図る。
<取組状況>
・研修のねらいに応じて集合研修、動画視聴及びWeb会議システムを活用した研修を組み合わせて実施している。
・初任者への集団での研修に加えて、所属校を訪問して個別指導を行いながら育成を図っている。併せて、「メンター方式」を小学校、中学校、義務教育学校の初任者配置校において全面的に実施し、初任者を含む若手教員の育成を図っている。
・1人1台端末環境を生かした授業づくりを推進するため、校内体制の充実と個々の教職員のレベルに合わせた指導力の向上を図っている。
<改善点>
・令和6年度は、基本研修を中心に持参した端末を活用した研修を実施する。
・令和4年の教育公務員特例法の改正により、新たな教師の学びの姿のの実現に向けて、各教師の研修履歴の記録及びこの記録に基づく教師の資質向上に関する指導助言等を行う仕組みが、令和5年4月から制度化された。令和6年度から国が整備する研修受講履歴記録システム及び教員研修プラットホームを市町村立学校及び県立学校に導入することで、この制度の円滑な運用を図る。
これまでの取組に対する評価
・指標を踏まえ、ねらいを明確にして研修を実施してきた。必要に応じて、集合型研修、非集合型研修を組み合わせて実施することにより、多様で効果的な研修を実施してきた。
・「メンター方式」を全面的に実施したことにより、初任者を含む若手教員がメンターチーム研修により主体的に学びを深める場が広がっている。