これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【事業目的】
鳥取県のすべての子どもに充実した学びを提供するために、ICTの利活用の県内各自治体間格差を是正し、子どもの学びのDX化の実現できる運営支援体制を構築する。
【取組状況】
県立高校では、令和4年度からBYADによる端末の導入が進み、令和5年度から県立特別支援学校高等部でもCYODによる端末の導入を実施された。また、すでに県内の市町村の小中学校では、一人一台端末が導入され、学校現場では授業に加えて、校務での日常的なICT利活用が進み、端末の操作支援、アプリの設定、アカウントの管理、トラブル等に対して、安定的で迅速な支援が求められいる。また、令和5年度は、ヘルプデスクの対象を域内の各市町村に拡大し、自治体間、学校内の格差の是正に向け、今後も取組んでいく必要がある。
これまでの取組に対する評価
・ヘルプデスク設置により、迅速かつ安定的なICTの利活用支援やトラブル対応が可能となっている。ヘルプデスクの対応件数は令和4年度が月平均18.9件に対して、令和5年度は月平均38.8件と倍増するなど、学校や市町村からの支援の要請が増加している。
・ICT活用等やネットワークや機器のトラブルへの迅速かつ正確な対応に寄与。
・教職員の悩みごと(端末操作、端末故障、機器の不具合、ネットワークの不具合等も含む)を一元受付、整理後、関係各所への連絡や回答の集約による業務効率化に寄与。
・Google管理コンソールでの遠隔操作によるアカウント設定変更等でトラブル解決へ寄与。
・GIGAスクール運営支援センターウェブサイトでの、教職員向けQ&Aや効果的なICT活用の情報提供。
・端末故障時や年次更新処理時のアカウント等の業務支援による教職員の業務改善、働き方改革にも寄与。
・ICT支援員による学校現場への直接的支援に対して、ヘルプデスクによるアカウント管理など、専門的で高度な遠隔操作支援などの実施が可能。