事業名:
国立公園満喫プロジェクト等推進事業
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生活環境部 自然共生課 自然公園担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
R6年度当初予算要求額 |
352,014千円 |
0千円 |
408,354千円 |
7.2人 |
0.0人 |
0.0人 |
R5年度当初予算額 |
246,361千円 |
56,138千円 |
302,499千円 |
7.2人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:352,014千円 (前年度予算額 246,361千円) 財源:国5/10、4.5/10
事業内容
1 事業の目的・概要
国立公園を世界基準である「ナショナルパーク」としてブランド化を図る「国立公園満喫プロジェクト」の一環として、大山隠岐国立公園を国内外の誘客につながる魅力あるものとするための施設整備を行う。
また、大山登山者から大山入山協力金を募る受益者負担制度を活用し、持続可能な大山の山岳環境の保全と利用に繋げる。
2 主な事業内容
(単位:千円)
| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | 国立公園満喫プロジェクト等推進事業 | ○大山隠岐国立公園[国庫1/2]
・大山滝吊橋架替(100,000千円)
・大山夏山登山道改修(木道、丸太階段)(228,000千円)
・案内標識等設置N=2箇所(2,000千円)
・総合案内施設整備実施設計(1,122千円)
○中国自然歩道[国庫45/100]
・三徳山公衆便所屋根改修(10,775千円)
○中国自然歩道[単県]
・一向平落石対策測量設計(7,000千円) | 348,897 | 244,350 | |
2 | 大山入山協力金運営事業 | 持続可能な大山の山岳環境の保全と利用を目指して、大山登山者から大山入山協力金を募る受益者負担制度を運営する「大山山岳環境保全協議会」に対し負担金を交付する。
・徴収・管理委託料1,042千円
・返礼品作成473千円
・事務経費500千円 (追加の募金箱製作費含む)
※事業費の一部に大山町負担金を充当
令和6年度は4,000千円程度の協力金(県収入3,192千円程度)を見込んでおり、年間約730万円(令和2年度〜令和4年度の3か年平均)かかっている登山道の補修、トイレの維持管理等の費用に充当する。 | 2,015 | 1,405 | ・募金箱設置開始日を早めた(期間延長)こと等による委託料増
・募金箱設置場所の拡充(募金箱の製作) |
3 | 大山頂上トイレ汚泥キャリーダウン事業 | 大山頂上避難小屋浄化槽の汚泥の荷降ろしをボランティアにより実施する。(220人)
・汚泥処理委託料
・参加者飲料代 160円/人
・ゼッケン・参加者証、衛生用品等
・ボランティア保険料 350円/人
・更衣室使用料 等 | 1,102 | 606 | ・キャリーアップ(資材等荷上げ)をキャリーダウン(汚泥荷下ろし)に変更 |
合計 | 352,014 | 246,361 | |
3 背景等
○平成28年度の「国立公園満喫プロジェクト」の選定を機に、周辺の観光・交通拠点と連携した国立公園への誘導を強化するため、「大山隠岐国立公園ステップアッププログラム2020」を策定し、外国人の受入環境整備を進めてきた。この結果、大山周辺では、拠点施設の再整備、トイレの洋式化、多言語看板や登山道の整備が進み、受入環境の充実が図られてきた。
○国において、令和3年度以降も「国立公園満喫プロジェクト」の継続が決定し、「大山隠岐国立公園ステップアッププログラム2025」を策定し、国内外の誘客の中心地域としての役割を担うべく、引き続き、受入環境のさらなる整備やこれまで整備した環境を活かした取組を実施することが必要。
○大山隠岐国立公園内にあり中国地方最高峰である大山には、年間約6万人が登山に訪れており、その山岳環境を維持するため、山中の避難小屋やトイレ、登山道・木道の維持管理・補修、携帯トイレの運用、植生保護・外来植物除去等の取組を、地元の団体やボランティアの協力を得ながら、主に公費により行っている。しかし、公費に大きく依存した取組の継続や追加的な取組の実施が難しくなってきている背景の下、受益者負担制度の導入について実証試験を行うなど検討を進め、令和4年6月5日から制度を開始した。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・ステップアッププログラム2025に基づき、大山登山道や中国自然歩道を整備し、国内外の誘客中心地域としての受入環境整備を進める。
・平成28年7月に、同公園が同プロジェクトのモデル地区に選定されて以降、同年12月に大山隠岐国立公園満喫プロジェクト地域協議会が策定したステップアッププログラムに基づき、外国人観光客の誘客促進に向け、大山地域全体を活かす総合的な整備を進めてきた。
・新型コロナウイルス感染症の拡大により減少した観光客の回復を図るため、引き続き利用しやすい環境整備に努める。
これまでの取組に対する評価
・大山隠岐国立公園満喫プロジェクトステップアッププログラム2020で完成できなかった事業について、引き続き取り組む必要がある。
・入山協力金については、令和元年度の社会実験、令和2年度のアンケート調査、令和3年度の実証事業により、登山者等の意向を確認するとともに、入山協力金の導入に向けた意識の醸成を図り、令和4年度の制度開始に繋げることができた。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
246,361 |
120,525 |
0 |
0 |
0 |
103,000 |
0 |
224 |
22,612 |
要求額 |
352,014 |
170,409 |
0 |
0 |
0 |
154,000 |
0 |
342 |
27,263 |