これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・鳥取県農作業安全・盗難防止協議会(県協議会)においては、農作業死亡事故の発生時と春と秋の農繁期に、農作業安全意識を高めるよう農業者等への啓発活動を行っている。
・啓発活動は、生産現場や家族に届くように、テレビ、ラジオ、ソーシャルネットワークシステムなどメディア等を活用した広報や、指導会、研修会等で配布するチラシの作成、配布を行っている。
・地域段階においては、平成28年度から地域密着型の研修会を開催しており、集落営農組織や農業者グループなどが、農場を点検や危険体験の話し合い等を踏まえた認識の醸成を図ってきた。
これまでの取組に対する評価
・県に報告があった農作業死亡事故は、年度変動があるものの毎年あり、令和5年度も9月末時点で2名の死亡の報告が挙がっている。農業機械の安全性も向上してきているが、農作業事故の回避に
は、農作業者の意識改革が最重要であり、農業者への認識の醸成と継続した啓発が必要である。
・地域においても、農業者同士が話し合う対話型研修等の実施を通して、危険意識が高まるなど農作業安全の意識が高まってきている。