現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和6年度予算 の 農林水産部のスーパー農林水産業士育成応援事業
令和6年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農業総務費
事業名:

スーパー農林水産業士育成応援事業

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農林水産部 農林水産政策課 政策調整担当 

電話番号:0857-26-7256  E-mail:nourinsuisanseisaku@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R6年度当初予算要求額 5,551千円 0千円 8,681千円 0.4人 0.0人 0.0人
R5年度当初予算額 4,745千円 3,119千円 7,864千円 0.4人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:5,551千円  (前年度予算額 4,745千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

県内で農林水産業を学ぶ高等学校と地域の関係機関(生産者、鳥取大学、農業大学校など)が連携しながら、本県独自の技術認証スーパー農林水産業士制度を導入するなど、より実践的な職業教育に取り組み、将来の本県農林水産業を支える人材を育成する。

    (※教育委員会事務局との協働事業)

2 主な事業内容

(単位:千円)
区分
事業内容
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
長期インターンシップの実施〇地域の農林水産業者・団体等が受入れ先となる、長期企業実践研修(インターンシップ)を実施
・研修受入れに必要となる生産者負担(講習経費等)支援
※生徒の保険等は教育委員会で予算計上
2,375
1,751
プログラム参加人数の増加による増
R5:25名
→R6:32名(見込み)
スーパー農林水産業士制度の運営〇県立高等学校運営指導委員会(スーパー農林水産業士部会)による制度運用のほか、高度な資格取得に要する経費等を支援する。
・スーパー農林水産業士部会の開催
 (認定プログラム基準の決定、資格の認定審査)
・認定基準を満たすための各種資格の取得に要する経費の支援
・認定者が指定した農林業教育機関に進学する際の「修農応援奨励金」の交付
3,176
2,994
今年度認定予定者数
R5:10名認定
→R6:15名認定予定
資格補助の経費
(林業)
R5:4名認定予定
→R6:5名認定予定
(水産業)
R5:1名認定予定
→R6:4名認定予定
合計
5,551
4,745

3 令和5年度実施状況

分野
農業
林業
水産業
実施高校智頭農林高校
倉吉農業高校
鳥取湖陵高校
智頭農林高校
倉吉農業高校
境港総合技術高校
対象生徒上記の高校の参加を希望する生徒
対象プログラム(1)長期インターンシップ
(60時間以上×2年間、年間目安10日間)
(2)「食の6次産業化プロデューサー育成講座」受講(レベル1〜2)
(1)長期インターンシップ
(60時間以上×2年間、年間目安10日間)
(2)安全衛生技能講習実習
(3科目以上)
⇒小型移動式クレーン運技能講習、玉掛技能講習等
(1)長期インターンシップ
(水産業体験(沿岸・沖合漁業、養殖漁業、漁業関係企業各1回×2年間)
(2)海洋関係技能講習等
(3科目以上)
⇒潜水士、海技士等
認定基準共通(県内就業を目指し、技術力・学力の学校評定が極めて優れていること)
認定機関共通(県立高等学校運営指導委員会(スーパー農林水産業士部会))
⇒認定プログラム、生徒の資格認定等を担う
認定生徒への支援主な支援・「食の6次産業化プロデューサー育成講座」資格取得に要する経費助成(全額)安全衛生技能実習受講等の資格取得に要する経費助成
(上限150千円/人)
・海洋関係技能講習等の資格取得に要する経費助成
(上限150千円/人)
新規就農時の施設整備費の補助率の嵩上げ(1/3→1/2)林業・水産業の県が指定する研修に必要な用具への補助上乗せ
(上乗せ額50千円)
鳥取県立農業大学校進学時に奨励金(25万円)を交付にちなん中国山地林業アカデミー進学時に奨励金(20万円)を交付水産業が学べる高等教育機関の進学時に奨励金(50万円)を交付
※鳥取大学農学部の学校推薦型選抜1(A)(2)農林業就農志向タイプでは、「農林業に関する高度な資格」(例:日本農業技術検定2級以上、農業簿記検定2級以上、スーパー農林水産業士等)として記載可能

4 令和5年度高校別・分野別の参加人数の状況(9月末現在))

                                                 (単位:人)
分野別
農業
林業
水産業
合 計
3年
2年
3年
2年
3年
2年
3年
2年
鳥取湖陵高校
1
1
-
-
1
1
2
智頭農林高校
0
0
4
5
4
5
9
倉吉農業高校
4
5
0
0
-
-
4
5
9
境港産業技術高校
-
-
-
-
1
4
1
4
5
合 計
5
6
4
5
1
4
10
15
25

5 スーパー農林水産業士認定状況

                                                                 (単位:人)
認定年度
H29
H30
H31
R2
R3
R4
R5見込み
合計
鳥取湖陵高校
0
2
1
3
1
2
1
10
智頭農林高校
2
4
0
1
2
1
4
14
倉吉農業高校
1
3
4
5
5
5
4
27
境港産業技術高校
0
2
2
0
3
2
1
10
合 計
3
11
7
9
11
10
10
61

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

〇平成29年度から本制度をスタート。
〇平成29年度は倉吉農業高校、智頭農林高校の11名の生徒がプログラムを実践し、3名をスーパー農林水産業士として認定。
〇平成30年度、新たに鳥取湖陵高校、境港総合技術高校が加わり、また、水産業分野でも認定プログラムを示し、17名の生徒がプログラムを実践し、11名をスーパー農林水産業士として認定。
〇令和元年度は5月連休でも取組ができるように前年度中にプログラム見直し及び説明等を実施した。参加については上記4高校の16名の生徒がプログラムに取り組み、7名を新たにスーパー農林水産業士として認定した。
〇令和2年度は、水産業分野で新たに修農応援奨励金を創設し令和元年度に認定を受けた1名が交付を受けた。
〇令和3年度は10名、令和4年度も10名を認定し、合計51名を認定。(R29創設/R4まで)
〇令和5年度は9月末現在で、過去最高の25名がプログラムに取り組み、3年生の10名を認定する予定。

これまでの取組に対する評価

〇本制度の創設により、各高等学校の生徒の意識が高まり良い効果を生み出している。
〇高大連携として、鳥取大学農学部では、スーパー農林水産業士を農林業に関する高度な資格として位置づけ、学校推薦型選抜入試の際に資格の1つとして考慮されている。
〇平成29年度の制度開始から認定した生徒は51名。(R4認定まで)
〇そのうち進学は39名
(鳥取大学農学部11名、県立農業大学校15名、環境大学2名、アカデミー1名、県外水産系学校2名外8名)、就職は12名(林業事業体、水産関連会社、農業関連会社、等)。
〇いずれも県農林水産業を担う人材として育っている。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 4,745 0 0 0 0 0 0 0 4,745
要求額 5,551 0 0 0 0 0 0 0 5,551