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令和6年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:土木費 項:道路橋りょう費 目:道路橋りょう総務費
事業名:

ミッシングリンク解消推進事業

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県土整備部 道路企画課 高速道路推進室 

電話番号:0857-26-7406  E-mail:dourokikaku@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R6年度当初予算要求額 17,768千円 0千円 20,898千円 0.4人 0.0人 0.0人
R5年度当初予算額 17,979千円 3,119千円 21,098千円 0.4人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:17,768千円  (前年度予算額 17,979千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

第2期総合戦略「鳥取県令和新時代創生戦略」において、「とっとり創生による持続可能な地域社会の実現」を地方創生の目指す姿として掲げ、基本方針の1つとして「幸せを感じながら鳥取の時を楽しむ鳥取+rhythm」とし、高規格幹線道路ネットワークの整備並びに高規格幹線道路の4車線化及び付加車線整備を促進することとしている。
    • 本事業は、整備が遅れている県内高規格幹線道路のミッシングリンク解消及び暫定2車線区間の4車線化の取組として、県内高規格幹線道路の利用促進を図るための広告媒体等を活用したPR活動、国への要望活動を戦略的に実施するもの。

2 主な事業内容

(1)県内高規格幹線道路整備促進及び利用促進PR経費
■高規格幹線道路沿線の魅力の情報発信および整備効果PR

 県内高規格幹線道路ネットワークが全国と繋がり、県内各地へのアクセスが容易となっていることや、沿線市町村の魅力ある地域を、従来の紙媒体だけでなく、Webコンテンツ(Web記事やSNS)等も活用しながら、効果的に県内外へ情報発信を行う。

 令和4年度からは、紙媒体に加えて、若年層で利用者の多いSNS(Instagram、Facebook)を活用し、道路の整備状況やその周辺の観光地の情報等を発信し、広報の充実を図っている。

【主に近県向け】

・関西圏域のSA・PAティーサービスコーナーで使用する紙コップにPR広告を掲出

・中四国地方を中心とした道の駅に配架されるフリーペーパー(道の駅旅案内(中国版))へ年2回(春季・秋季)広告を掲載

・新聞広告で、冬期の鳥取県内のイベントやキャンペーンの紹介、冬用タイヤ着用等の周知、鳥取県の高規格幹線道路ネットワークの利便性について発信する。

・山陽地方からの誘客を目的に、岡山県内のテレビ放送による鳥取県内高規格道路沿線の観光地の紹介や、ラジオ出演によるPR

【主に全国向け】

・Webコンテンツ(まっぷるトラベルガイド)への広告掲載

・ドライブ雑誌への広告記事掲載

■期成会と連携した利用促進

  • 米子道整備促進期成会(事務局:米子市)と連携し、米子道の境港までの延伸、4車線化に向け利用促進を図るためのキャンペーンやイベント等を行う。更に、米子道の延伸化の早期着手、4車線化の早期整備を訴え掛けるための総決起大会を共同で開催する。
  • 山陰近畿自動車道の整備推進およびその効果を訴えかけるための整備促進総決起大会を京都府、兵庫県と共同で開催する。

○要求内訳
高規格幹線道路沿線の魅力発信
および整備効果PR
紙コップ及びフリーペーパー「道の駅旅案内」による広告
3,916千円
(3,644千円)
新聞への広告掲載
4,840千円
(4,840千円)
PR企画
・ドライブ雑誌(るるぶ、まっぷる)への広告掲載
・Webコンテンツ「まっぷるトラベルガイド」への掲載
・テレビ、ラジオCMによるPR
3,355千円
(3,938千円)
期成会と連携した利用促進中国横断自動車道岡山米子線(蒜山IC〜境港)整備促進期成同盟会分担金
1,007千円
(1,007千円)
山陰近畿自動車道三府県建設推進協議会分担金
400千円
(300千円)
計 13,518千円
(計 13,729千円)
()内は前年度査定額
    (2)ミッシングリンク解消に向けた要望活動経費
    「地方創生」の前提であり、国土強靭化による多重型国土軸の形成に必要な『全国高規格道路ミッシングリンクの解消』を国の責任において着実に進めることや、令和7年度予算の重点配分、未事業化区間の解消に向けて、県単独や他府県と連携した要望活動を展開するもの。

    〔国等への要望活動〕 
    ・高速道路のミッシングリンクを解消し日本の再生を実現する10県知事会議〔山形・福井・和歌山・鳥取・島根・山口・徳島・愛媛・高知・宮崎〕
    ・山陰近畿自動車道整備推進協議会〔京都・兵庫・鳥取〕
    ・山陰自動車道建設促進期成同盟会〔鳥取・島根・山口〕
    ・中国横断自動車道姫路鳥取線建設促進期成同盟会〔兵庫・鳥取・岡山〕
    ・全国高速道路建設協議会、道路整備促進期成同盟会全国協議会、全国道路利用者会議、など


    その他需用費要望書等資料作成費
    800千円
    (800千円)
    使用料及び賃借料意見交換会会場等使用経費
    200千円
    (200千円)
    普通旅費東京等出張旅費(年間累計約50人)
    750千円
    (750千円)
    役務費東京等出張旅費(年間累計約50人)
    2,500千円
    (2,500千円)
     計 4,250千円
    (計 4,250千円)
    ※要望活動のための東京等出張旅費
    (職員) 年間累計人数 約50人
    普通旅費    約15千円×50人=750千円
    役務費(東京) 約50千円×50人=2,500千円

背景

    1)県内高規格幹線道路ネットワークの現状
                             単位:km  (R5.10月時点)
    路線名
    計画
    供用
    事業中
    未事業化
    備考
    山陰道
    88.0
    74.5
    13.5
    0
    北条道路 13.5km
    ※H29事業化
    鳥取道
    38.4
    38.4
    5
    0
    志戸坂防災 約5km
    ※H31事業化
    米子道
    48.2
    27.2
    0
    21.0
    米子〜境港 21km
    山陰近畿道
    26.0
    13.9
    0
    12.1
    南北線 7km(5kmは現道活用)
    合計
    200.5
    148.6
    22.3
    33.0
    2)課題
    • 県内の高規格幹線道路はここ数年で整備が進み、利便性は格段に高まったものの、供用率は全国39位(R4年度末)と大幅に遅れている。
    • 県外では「鳥取県は田舎で交通が不便」というイメージが未だに定着しているほか、鳥取自動車道や山陰道が無料であることが認知されておらず、県内高規格幹線道路の利便性や魅力をアピールする必要がある。
    • 暫定2車線道路の4車線化(高規格幹線道路の機能強化推進)には、高規格幹線道路の利用台数がひとつの指標となっており、利用促進を図る必要がある。
    • 高規格幹線道路沿線の下道では、交通量の減少による地域経済の衰退が懸念されており、都市部から地方へ流れを生み出し、その流れを高規格幹線道路と一般道の連携により沿線地域にも環流させる取組が必要である。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 17,979 0 0 0 0 0 0 0 17,979
要求額 17,768 0 0 0 0 0 0 0 17,768