現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和6年度予算 の 地域社会振興部の次代の文化芸術を担う輝く人材育成事業
令和6年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

次代の文化芸術を担う輝く人材育成事業

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地域社会振興部 文化政策課 文化芸術振興担当 

電話番号:0857-26-7843  E-mail:bunsei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R6年度当初予算要求額 7,050千円 1,179千円 10,577千円 0.3人 0.4人 0.0人
R5年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:7,050千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県(一部国1/2) 

事業内容

1 事業の目的・概要


    〇県内の文化芸術活動は、もともと活動者の減少等が危惧されていたところに、コロナ禍により発表・活動の機会が減少し、新規活動者の獲得や円滑な世代交代に支障が出ている現状がある。

    〇文化芸術に親しめる環境を将来にわたり維持していくためには、鑑賞者・活動者・指導者等の確保が急務であり、特に若年層に対する支援が必要である。活動の早期回復と次代を見据えた若年層の活動の活性化や新たな文化芸術の創造のため、若年層の文化芸術活動や挑戦を支援する。

    〇引き続き子どもたちが主体となった文化芸術活動に取り組む団体を支援するとともに、活動の裾野の拡大・レベルアップに向けた取組への支援を拡充する。また、特に高い意欲や才能をもって音楽・舞踊・美術等に取り組む子どもたちに対して、才能を伸ばし、将来も見すえて次のステップに躍進するための支援を創設する。

     

2 主な事業内容

(1)次代の文化芸術を担う輝く人材育成事業
(単位:千円)
区分
補助対象事業・補助対象経費
実施主体
県補助率
(上限額)
要求額
前年度からの変更点
活動者の育成、裾野の拡大・レベルアップ
次世代活動者育成支援事業補助金活動者が主に高校生以下の公演・展示(会場費、印刷費等)文化活動団体1/2
上限150,
300(大規模事業等)
1,500
文化芸術活動支援事業補助金から移管
300×3,150×4
地域における中学生等の文化活動推進補助金中学生等を対象とした文化芸術教室等(会場費、指導者謝金等)市町村1/2
上限600
1,800
新規
文化芸術活動レベルアップ支援補助金レベルアップのための外部講師の招聘(講師謝金、旅費、会場費等)高校生以下が活動する文化活動団体(部活動含む)定額
上限100
1,000
青少年のための弦楽入門講座開催支援事業補助金(2,40
0千円)を組替
才能・意欲ある子どもの発掘・ステップアップ支援
若年層のためのコンクール・公募展開催支援補助金18才以下を対象とした公募展等(会場費、審査員謝金等)公募展等を開催する団体、企業(県内に限る)定額
上限300
ただし、全国大会の予選等は
上限200
1,500
新規
将来のアーティスト育成
公募展・コンクール等挑戦支援補助金【全国大会等へ挑戦する際の支援】
全国的な公募展への出品や県外におけるブロック大会以上の大会参加(出品料・参加費、作品輸送費、額装等の経費)
公募展・コンクールに出品・参加した者
【美術系】
出品料10/10、輸送料1/2
上限15

【実演舞台系】
登録料10/10
旅費1/2
コンクールの位置づけ、開催場所(海外含む)により
上限額20〜200
1,430
新規
【成績優秀者のさらなるレベルアップへの支援
入選・入賞者の講習会等参加(参加料、旅費)、作品制作(美術系のみ・材料費)
入選・入賞した者10/10

公募展・コンクールの位置づけ、実績により上限額30〜80
320
新規
合計
7,550

3 背景

県内の文化活動団体は、もともと少子化等の影響により活動者の減少に直面していたところ、コロナ禍により練習や発表の機会が奪われ、さらに深刻な事態に陥っている。県内で高校生以下が活動する文化活動団体の指導者等からは、「コロナ禍により、各種イベント等での発表の機会が激減し、元に戻っておらず、発表の場や活動を知っていただく機会が減った」「コロナ禍により積極的な勧誘ができず、新規活動者が減少した」といった現状を聞いている。
    • 美術や実演芸術に取り組む学生等にとり、活動は個々に委ねられており、才能・実力があっても、継続することは経済的な負担が大きいのが実情である。また、スポーツは、国体強化指定選手や各競技団体・連盟の強化指定選手の制度があるのに対し、芸術は個々の活動に委ねられており、次代を担う文化活動者の育成のためには、積極的な支援が必要である。
    • 「青少年のための弦楽入門講座開催支援事業補助金」は、平成19年度に創設され、各地域での弦楽器の活動人口の増加、すそ野の拡大を支援してきたが、近年は県内でも弦楽器の指導者が育成されつつあり、次の段階として、レベルアップに向けた支援が必要となっている。また、弦楽器に特化した支援の必要性も再検討すべき時期にある。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 7,050 0 0 0 0 0 0 0 7,050