現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和6年度予算 の 商工労働部のサプライチェーンCO2排出量の見える化普及促進事業
令和6年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:商業費 目:商業振興費
事業名:

サプライチェーンCO2排出量の見える化普及促進事業

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商工労働部 商工政策課 産業振興未来ビジョン・経済再生担当 

電話番号:0857-26-7565  E-mail:shoukou-seisaku@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R6年度当初予算要求額 4,500千円 0千円 6,065千円 0.2人 0.0人 0.0人
R5年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:4,500千円  (前年度予算額 0千円)  財源:国1/2 

事業内容

1 事業の目的・概要

 欧州を中心に、サプライチェーン上のCO2排出量を見える化する、Scope3や製品別カーボンフットプリント(CFP)が求められつつあり、国内大手製造業においてもその動きが出始める中、県内企業の取引の維持・拡大への糸口を探るため、いち早く国内外の動向把握や取組の普及促進を図る。

    ※カーボンフットプリント(CFP)…原材料調達から、生産、流通・販売、使用・維持管理、廃棄・リサイクルまでの一連の過程で出た、製品単位のCO2排出量の総量

    (サプライチェーン排出量の開示・削減に関する事例)
    ・欧州委員会が2020年12月に採択した規制案では、バッテリーを対象にCFPの表示義務(2024〜)、市場参入における上限値(2027〜)を規定。
    ・気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)は2017年6月に、最終報告書を公表し、温室効果ガス排出量(Scope1/2/3)及び排出量関連リスクを開示事項として記載。東証は2022年4月の市場再編で、最上位のプライム市場の上場企業に対して、事実上TCFD提言と同等の情報開示を義務付け。

2 主な事業内容

(単位:千円)
細事業
内容
要求額
前年度
予算額
前年度からの変更点
サプライチェーンCO2排出量見える化普及啓発事業サプライチェーン上のCO2排出量見える化の動向や製品別CFP算出のメリットの解説、簡易な算定体験などを行うセミナー・ワークショップを実施する。
2,000
-
・普及啓発セミナーと簡易な算定体験を統合
・社内浸透を加速する出張型セミナーを拡充
個社別サプライチェーンCO2排出量見える化専門家派遣事業サプライチェーンCO2排出量の算定体験に取り組んだ企業のフォローアップとして、専門家による伴走支援を実施する。

【取組事例】
・自社製品のCFP算出支援
・CO2排出量見える化の意義等に関する社内浸透に向けた出張型セミナー開催

2,000
-
(新)県内学生とのCO2排出量削減に向けた共創事業CO2排出量削減に関心の高い企業と県内学生を対象に、企業や地域のCO2排出量削減に向けた取組についての企画立案を行うセミナー・ワークショップ等を行い、CO2排出量削減の取組促進と、企業と学生の交流の場づくりを行う。

【取組事例】
・学生と連携したCO2排出量算定・削減計画の検討及び実施報告会の開催
・学生との協働に対するコーディネーター派遣やワークショップ等の開催支援

500
-
新規
合計
4,500
-

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<事業目標>
県内企業のCO2排出量見える化・削減の取組の加速・拡大

<取組状況>
令和5年9月の普及啓発セミナーでは64人が参加、簡易算定ワークショップでは定員を拡充し25人が参加。11月開始の個社別算定講座については定員の6社を超える申込があり、追加の枠について検討中。

<改善点>
専門家派遣による個社別算定支援など、企業のスケジュール感に合わせた使い勝手のよい内容へ見直す。

これまでの取組に対する評価

国のカーボンフットプリントガイドラインが令和5年3月に公表され、国内で取組が動き始めたところであるが、定員を超える申込があるなど、県内企業の高い関心がうかがえる。先行して取組を進めることにより、県内企業の競争優位に繋げていく必要がある。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 4,500 2,250 0 0 0 0 0 0 2,250