これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成18年度から平成31年度まで実施した新鳥取県史編さん事業で刊行した「資料編・現代」をもとに、第二次世界大戦終結以後の鳥取県の歴史をまとめた「通史編・現代」を編さんする。昭和20(1945)年から平成11(1999)年までを第1期とし、鳥取県再置150年にあたる令和13年9月12日に刊行する。
また、第2期編さんに向けて、市町村合併、中部地震など散逸が危惧される資料の収集を合わせて行う。
これまでの取組に対する評価
編さんの必要性に冠する有識者(編さん会議委員候補者)の意見
(1).第1期の編さんの必要性
・現在の「鳥取県史」は昭和40年代前半までを執筆対象とした「近代」で終わっており、「現代」は未刊行のままである。
・令和2(2020)年に資料編「現代」を刊行したが、通史編が出されず放置されているのは県民に対して不親切・不誠実である。
(2)第2期の編さんの必要性
・令和13(2031)年に20世紀末で終わる通史を刊行すると、その時点で「現代」と冠しながら30年以上前の時代を扱ったものとなり、「何故、その先を書かないのか」と県民は納得しない。
・21世紀以降、平成の市町村合併や中部地震等自然災害の増加、新型コロナウィルスの流行及び対応等大きな歴史的事象があり、これらについても資料の散逸を防ぎ、しっかり検証する必要がある。