これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
・労働者団体が行う労働者福祉の向上を図る。
・就職面接における違反事例の撲滅や企業内での人権教育の取組を促進する。
<取組状況>
啓発活動及び社会貢献活動(エコライフ推進活動、コミュニケーション支援活動、自然環境保全活動等)を支援している。
・県内の労働組合を対象に、労働組合数、労働組合員数、加盟組織系統等の状況及び活動実態を調査し、労働行政の基礎資料として活用している。
・企業内での人権教育推進のため相談員が個別に企業を訪問して相談、助言を行うとともに、公正採用選考人権啓発推進員を対象とした研修会を開催している。また、その研修会に講師を呼び、労働関係のセミナー等を開催している。
・採用面接の際に気を付けるべきポイントや不適切な質問事例をまとめた「公正採用選考ハンドブック(面接質問事例集)」を県内企業に提供している。
<改善点>
・多数企業の集まる公正採用選考人権啓発推進員研修会を(年3回)開催について、より推進員設置を促進させるための意識醸成につながるカリキュラムとなるよう見直す。違反質問をまとめた資料等の提供を検討し、さらなる企業の公正採用の促進のため、違反質問とその対応事例をコンパクトにまとめた資料の提供を検討する。
これまでの取組に対する評価
・労働者の均衡処遇や労働環境の改善に対する意識の高揚や社会貢献活動への参加促進を図ることが出来た。
・公正採用選考人権啓発相談員が公正採用選考ハンドブック(面接質問事例集)を推進員を未設置の事業所へ配布しながら設置のお願いをしている。ポイントを分かりやすい内容で整理し、企業の公正な採用選考に対する意識や推進員の設置について効果があった。