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令和7年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:工鉱業費 目:中小企業振興費
事業名:

鳥取砂丘月面化・宇宙産業創出事業

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商工労働部 産業未来創造課 産学官連携担当 

電話番号:0857-26-7244  E-mail:sangyoumirai@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
当初予算額 48,500千円 7,887千円 56,387千円 1.0人 0.0人 0.0人
当初予算要求額 61,500千円 7,887千円 69,387千円 1.0人 0.0人 0.0人
前年度当初予算額 80,836千円 7,825千円 88,661千円 1.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:61,500千円  (前年度予算額 80,836千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:48,500千円

事業内容

1 事業の目的・概要

 宇宙関連産業を「鳥取県産業振興未来ビジョン」の目標達成に寄与する産業に育てていくため、鳥取砂丘月面実証フィールド「ルナテラス」を月面環境を想定した実証の場を必要とする国内外の企業・研究者等に提供するとともに、県内企業等が連携して実施する宇宙関連実証への支援や人材育成に取り組むことで、本県に宇宙関連ビジネスを増やしていく。

2 主な事業内容

(単位:千円)
区分
内容
要求額
前年度
予算額
前年度からの変更点
■鳥取砂丘月面化プロジェクト
月面探査ローバーの学生全国大会開催 大学生チーム等を対象に月面探査ローバーの全国大会をルナテラスで開催し、月面ローバー界の「甲子園」的な聖地にしていくとともに、宇宙人材育成を図る。
    (イメージ:火星ローバーの世界大会「University Rover Challenge」の国内版)
10,000
10,000
県内産学官連携によるローバー開発事業 県内製造業及び誘致企業、県内大学等が連携して産学官で、ルナテラスを活用しながらローバー開発に取組み、全国に本県の技術力を発信する。
 2年目となる令和7年度は、ローバーに必要な各種技術開発を実施。(※数年かけて段階的にローバー開発を行う事業)
 ※2,000千円/要素技術×10件=20,000千円(委託)
20,000
5,000
各種技術開発に必要な経費を要求
ルナテラス発信・利用促進 令和5年度に整備したルナテラスを国内外に広く認知してもらい、利用促進を図るため、情報発信や誘致活動を行う。
○フィールド発信&活用イベント(とっとり宇宙体験フェス開催等)
    6,900千円
○宇宙展示会への出展(国際宇宙産業展など複数を想定) 
    10,000千円
○月面産業ビジョン協議会への加入 100千円
17,000
20,000
ルナテラス運営・メンテナンス 様々な宇宙関連事業者・県内企業等が実証フィールドを活用できるように、フィールド提供者として必要な整備運営を行う。
○フィールド活用にかかる鳥大との共同研究費 2,000千円
○フィールドの砂のメンテナンス(年2回程度) 1,000千円
3,000
25,000
フィールドのメンテナンス費用の一部は、ルナテラス利用料を充てる予定。
■宇宙産業基盤構築
【新】宇宙スタートアップ等とのミニ商談会開催 県内ものづくり企業等の宇宙ビジネスへの参入のきっかけづくりとして、宇宙スタートアップ等を県内に招聘し、セミナーを兼ねたミニ商談会を開催する。
 ※年2回程度を想定(委託)
5,000
宇宙産業・人材育成事業 宇宙産業創出を支える将来人材の育成及び宇宙ベンチャー起業家育成に取り組む。
○星取県・宇宙ビジネスプランコンテスト 4,500千円
 県内で宇宙産業に挑むプレイヤーを増やすため、人材育成とコンテストをセットにしたビジネスプランコンテストを実施する。
○宇宙ビジネス参入講座 2,000千円
 県内青年経済団体と連携し、広く県内企業の経営者層に宇宙産業の可能性について学ぶ講座を企画し、会員等を対象に実施する。(3団体の例会での実施を想定)
6,500
11,000
宇宙ビジネス参入講座は、宇宙産業連続講座から更に進化したもの。
(終了事業)
とっとり宇宙産業ネットワーク・プロジェクト推進補助金
※令和5年度以降の新規採択は、産業未来創造研究開発補助金に移行。
9,836
とっとり宇宙産業ネットワーク運営事業 「とっとり宇宙産業ネットワーク」の運営を行う。
 とっとり宇宙産業ネットワーク(令和3年11月設立。現在約130企業・団体が参加)の会員企業等が繋がるための交流会等の実施。
※産業未来創造事業にて要求
同左
合計
61,500
80,836

3 背景

 国内外で宇宙産業が大きく成長することが見込まれる中、本県は美しい星空を活用した「星取県」として、まずは観光・教育面での取組を進めてきた。令和3年度からは、宇宙産業に取組む、又は関心を有する県内企業等が参加する「とっとり宇宙産業ネットワーク」を設立し、宇宙産業の創出に向けた取組を開始した。令和5年3月には、国の「宇宙ビジネス創出推進自治体」に採択。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

【事業目標】
宇宙関連産業を「鳥取県産業振興未来ビジョン」の目標達成に寄与する産業に育てていく
【取組状況】
・全国で屋外初となる月面実証フィールド「ルナテラス」が令和5年7月に完成した。これまでに県内外の大企業、宇宙スタートアップ、学生団体など延べ25社・団体(延べ123日間)の利用があるとともに、県内企業との協業などが生まれている。また、本県が宇宙産業創出の取組を開始した令和3年以降に、計5社の宇宙関連スタートアップ等が県内に拠点を設置した。
・「とっとり宇宙産業ネットワーク」の参画企業・団体数がこれまでに133社に増加した。(※設立時(R3.11)27社から大幅増)
【改善点】
とっとり宇宙産業ネットワークに参画する県内企業と全国の宇宙関連企業とのマッチングの機会を増やすことが必要。

これまでの取組に対する評価

○以下の例のように、県内企業による宇宙ビジネス参入等が少しずつ進んでいる。
・ルナテラスでの実証試験を行う県外大手企業と県内企業が連携し、共同で試験を実施・継続している。
・令和6年8月には、県内企業が連携して製作した県産小型人工衛星が宇宙に飛び立った。
○宇宙関連スタートアップなどの県内立地も進んでおり、宇宙産業創出の取組全体を通して、地域の未来を担う新産業としての芽が県内各地で育っている状況である。

財政課処理欄


 金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 80,836 21,500 0 0 0 0 0 0 59,336
要求額 61,500 0 0 0 0 0 0 0 61,500

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 48,500 0 0 0 0 0 0 0 48,500
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0