これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【目標】
・高次脳機能障がい者支援拠点機関において、相談対応、情報提供、関係機関との連携、専門的な研修会の開催等を実施する。また、拠点機関を医療機関に設置することにより、医療にスムーズに繋がる体制を引き続き整える。
・高次脳機能障がいのある者に携わる支援者の連携を強化し、支援ネットワークの充実を図る。
【取組状況】
・平成20年度以降、高次脳機能障がい者支援拠点を鳥取大学医学部附属病院(脳神経外科教室)に委託設置していた。平成28年度からは、医療法人十字会野島病院に拠点を移転した。拠点には、相談支援コーディネーターを1名配置(精神保健福祉士)し、相談対応、普及啓発等を行っている。平成29年度にドライビングシミュレーターを導入しており、平成30年度より運用を開始して、自動車運転再開に向けた相談に対し、自動車学校と提携しながら支援を行っている。
・平成21年度以降、高次脳機能障がい支援サイトを作成し、高次脳機能障がいに関する情報提供を行っている。
これまでの取組に対する評価
・医療機関に拠点を設置することで、相談から医療に繋ぐことができ、医師と相談支援コーディネーターが連携しながら支援を行っている。
・高次脳機能障がい支援サイトに掲載されている医療機関等の情報を更新した。
・高次脳機能障がいについて知らない人がまだ多く、福祉サービス事業所等関係機関をはじめ、県民に対して啓発(研修会等)を行う必要がある。