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令和7年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

夢広がる女性の未来とっとり創造事業

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男女協働未来創造本部 県民運動課  

電話番号:0857-26-7792  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R7年度予算額(最終) 6,073千円 2,707千円 8,780千円 0.3人 0.1人 0.0人

事業費

要求額:12,138千円    財源:国1/2    追加:12,138千円

一般事業査定:計上   計上額:6,073千円

事業内容

1 事業の目的・概要

 急速に進む人口減少や少子高齢化の中、社会の持続的な成長を実現し活力を維持していくためには女性の活躍が重要であり、県内の職場、家庭、地域、学校などあらゆる分野で活躍したいという希望を抱く女性が、その個性と能力を十分に発揮できる社会としていくための取組が求められている。

     特に現役世代に対する自己実現の応援や、若年世代に対する情報発信等を通じて、女性の活躍機会の創出・拡大と普及啓発を図ることにより、移住・定住の推進や人口流出の低減化に繋げていくなど、女性の未来に夢が広がる魅力ある鳥取県づくりに取り組んでいく。

2 主な事業内容

(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
【新規】
未知の魅力あふれる理工系分野へのチャレンジ応援事業
 将来の進路・職業を考えるタイミングの若い世代(主に中学・高校・大学)とその保護者を対象に、県内大学や関係業界と連携して、理工系分野の魅力や将来性などを学び興味関心や理解を促すためのイベントを開催し、次世代を担う女性の理工系人材の育成に繋げる。

【対象】県内の中・高・大・大院生やその保護者、教育関係者をはじめ一般県民
【時期】令和7年8月頃
【内容】
 基調講演、県内理工系女性従業員によるトークセッション、理工系分野の創作・体験型コーナーの出展、県内理工系企業における仕事内容や独自技術紹介のブース出展等
1,838
【継続】
教えて先輩!夢広がる学校連携事業
 女性参画が少ない分野で働く女性従業員等を講師として県内小・中・高校・大学に派遣して講話・意見交換し、子どもたちの意識啓発を将来展望を考える契機とする。
【取組例】
・女性参画が少ない分野で働く就労女性の講話
・児童生徒学生との意見交換会
・本県ゆかりの女性先駆者に関する企画展示等
985
985
(R5明許予算)
【継続】
「なりたい」を見つける!憧れの女性ロールモデル情報発信
 女性就業機会の拡大や管理職登用への不安払拭・意欲喚起につなげるため、県内の様々な分野で働く女性をロールモデルとして広く県民に向けて情報発信する。
【媒体】新聞・ホームページ等
【内容】
 進路選択や入職のきっかけ、仕事に対するやりがい、家庭と仕事を両立していく上での工夫など自身の経験談を紹介。
1,100
1,100
(R5明許予算)
【継続】
女性の少数分野就業促進
(情報通信業、建設産業、農林水産業)
 デジタル分野や情報通信業、建設産業、農業水産業などの女性就業者が少ない分野の職域拡大・就業促進に向けたステップアップ・働き方改革等に関する研修を行う。
【内容】
<情報通信分野>
 仕事への理解や認知の拡大を図るための講座を開催する
<建設産業>
 誰もが働きやすい建設産業を実現するため具体的方策について意見交換を含む催し等を開催する
<農林水産業>
 県内各地の女性農業者等の働き方改革、ステップに応じた研修等を実施する
 (県単位や普及所単位など)
1,667
1,667
(R5明許予算)
【継続】
女性の新たな挑戦支援事業
 子育て・介護等の様々な事情で就労していない女性に対して、自身のライフスタイルに合わせたやりたいこと(夢や希望)への挑戦を支援し、その後の就業・日常生活・地域活動における本人の主体性や自立性の向上を促す。
【支援内容】
 ・セミナーの開催
 ・先輩起業家アドバイザーによる助言等
  (オーダーメイド支援)
 ・SNSを活用した事業参加者の様子等の発信
6,548
5,303
・コミュニティビジネスなど地域課題の解決を目指す女性を支援する
・プログラム卒業生の情報発信を追加
・「女性の夢ある未来Smile(スマイル)事業」から移管
合計
12,138
9,055
※地域女性活躍推進交付金(内閣府)充当予定

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○我が国は「世界経済フォーラム」による「ジェンダー・ギャップ指数2024」で146か国中118位と下位層に低迷しているなど男女共同参画の取組進展がいまだ不十分な状況にある。

○顕著な人口減少時代を迎え、地方においては担い手確保が喫緊の課題である中で、女性は「最大の潜在力」と期待されるが、地方で女性が自己実現など希望を叶えるための環境が整っていない実態もある。

○これらは職場・学校・家庭・地域など社会全体の固定的性別役割分担意識とその背景にあるアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)が阻害要因となっていることも一因として考えられる。

○令和7年3月末までの時限立法である女性活躍推進法が令和7年度から延長の法改正見込みであることを踏まえて、本県において女性活躍機会の創出・拡大を念頭に、性別にかかわりなく誰もが個性や能力を発揮できる社会づくりの推進を図ることが必要。

これまでの取組に対する評価

○関連指標として下記のとおり「鳥取県性にかかわりなく誰もが共同参画できる社会づくり計画」や「第2次鳥取県女性活躍推進計画」に設定した数値目標(KPI)達成に向けて進展が見られる。
○一方で、男女共同参画社会の実現に向けては、固定的性別役割分担意識などの偏重を解きほぐす取組が必要であり、その根源にある性別に関するアンコンシャス・バイアスへの気づきや理解を促していくことが求められる。

<鳥取県男女共同参画推進企業認定>
  2019年3月末754社→2024年9月末1,067社(→2026年3月末1,150社)
<輝く女性活躍パワーアップ企業認定>
 2019年3月末205社→2024年9月末368社(→2026年3月末500社)
<イクボス・ファミボス宣言企業登録>
 2019年3月末102社→2024年9月末898社(→2026年3月末1,000社)

<県内企業で管理的地位の女性割合>
 従業員10人以上の企業
  2019年度25.4%→2023年度28.9%(→2025年度30%)

<県内で6歳未満の子を持つ男性の家事育児関連時間>
 2016年76分/日→2021年117分/日(→2025年120分/日)

財政課処理欄


 女性の少数分野就業促進については、就業促進との関連性が薄いため、計上を見送ります。
 女性の新たな挑戦支援事業については、情報発信等のみを計上しますので、今後は通常の起業支援で対応してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 12,138 6,068 0 0 0 0 0 0 6,070
保留・復活・追加 要求額 12,138 6,068 0 0 0 0 0 0 6,070
要求総額 12,138 6,068 0 0 0 0 0 0 6,070

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 6,073 3,036 0 0 0 0 0 0 3,037
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0