これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(1)事業目標
地域資源を活用し地域の実情に合わせた化学肥料の2割低減に向けた取組が確実に実施され、肥料原料の国際価格の変動の影響を受けづらい生産体制の確立を図る。
(2)取組状況・改善点
・令和4年、5年に国事業にあわせ、化学肥料使用量の2割低減に向けて取り組む農業者の肥料費上昇分の一部支援を行うなど、肥料高騰対策を実施した。
・肥料価格は国際的な需給の落ち着き等により一時よりは下がっているが、令和3年以前に比べると依然高い水準にあり、さらに化学肥料低減に向けた取組を進めていく必要がある。
これまでの取組に対する評価
・化学肥料使用量の2割低減に向けて取り組む農業者への肥料価格高騰対策支援を通して、肥料価格高騰への影響が緩和されつつある。
・令和4年7月に施行された「みどりの食料システム法」を受け、県と市町村共同で「鳥取県みどりの食料システム戦略基本計画」を本年3月に公表した。基本計画の推進目標は「生産現場(生産者・産地)での環境づくり」、「販路の確保」、「消費者等の理解促進」の3本柱。
・基本計画の推進目標に、化学肥料使用量の2割低減を掲げ、家畜排せつ物等の地域資源の活用等を検討している。