これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(1)事業目標
○二酸化炭素の吸収など森林の公益的機能の維持増進がSDGsの視点からも重要であることを踏まえ、県民の参画と協働の下、鳥取県の豊かな森林を次代に引き継いでいく。
(2)取組状況・改善点
○平成17年度から令和4年度まで森林環境保全税を活用した取組により、間伐の着実な実施、竹林の拡大抑止、森づくりへの多数の県民参画など、大きな成果を上げてきた。
○令和5年度からは豊かな森づくり協働税を活用し、森の若返り(皆伐再造林)の推進、里山再生、若年層への森林環境教育など新たな課題への対応も加えた取組を推進している。
○令和7年度からは間伐の上乗せを廃止。皆伐再造林の強化へシフトし、森林の若返りを推進する。
これまでの取組に対する評価
○造林事業への上乗せにより着実に皆伐再造林が進んでいる。
○地域住民と林業事業体、NPO、大学等が連携し里山整備を行う取組が広がっている。
○竹林整備については、民間団体での取組や建設業からの参入も見られ、荒廃竹林の拡大防止につながっている。
○支援制度を活用した森林体験企画や森林環境教育等を実施する新たな団体による取組もあり、県民みんなで森林を守り育てる意識の醸成に繋がっている。