現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和7年度予算 の 生活環境部の犯罪のないまちづくり推進事業
令和7年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:社会福祉総務費
事業名:

犯罪のないまちづくり推進事業

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生活環境部 くらしの安心推進課 地域安全担当 

電話番号:0857-26-7183  E-mail:kurashi@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R7年度予算額(最終) 2,962千円 10,253千円 13,215千円 1.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:3,355千円    財源:単県   追加:3,355千円

一般事業査定:計上   計上額:2,962千円

事業内容

1 事業の目的・概要

 県民の防犯意識を高め、安心して暮らすことのできる地域社会の実現を図るため、通学路の見守り活動など地域の自主防犯活動の活性化、鍵かけ推進・万引き防止等の街頭広報活動、防犯リーダー研修会、防犯施設認定及び青色防犯パトロール等の活動を推進する。

2 主な事業内容


(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
県民の総合的防犯意識啓発(1)鳥取県犯罪のないまちづくり推進計画の周知 
(2)街頭キャンペーンの実施
  啓発物品を制作するとともに、鍵かけ推進・万  引き防止のチラシを配布し、街頭啓発を行う。
(3)ながら見守りの推進
 ア 日常生活を送りながら見守り活動を行う「なが   ら見守り」を、関係機関と連携し、積極的に     PRを行う。
 イ ながら見守り協力企業
   地域を巡回する事業者等を対象とした「鳥取    県中山間集落見守り活動支援事業」の登録事   業者等に、ながら見守り活動時に携帯してもら   うグッズを提供する。
1,054
736
[拡充]
ながら見守り広報の強化(「防犯の日」を活用したイベント開催等)
地域安全フォーラム開催補助金公益社団法人鳥取県防犯連合会が主催するフォ
ーラムの開催経費の一部を助成する。
824
541
[拡充]
講師謝金増
地域防犯研修会の開催地域の防犯活動や見守り活動を行う防犯ボランティアや、中核として活動するリーダーを養成する。
295
295
優良防犯施設認定制度の促進学校、共同住宅、駐車場、深夜小売業店舗等を対象とし、優良防犯施設を認定する。
163
88
[拡充]
優良防犯認定施設の拡大
鳥取県犯罪のないまちづくり協議会の開催鳥取県犯罪のないまちづくり推進計画及び指針による各種防犯事業の効果等を検証、協議し、犯罪防止・犯罪被害者等支援に関する事業について審議する。
269
263
青色防犯パトロール活動促進事業青色防犯パトロール車両に装備が義務づけられている「青色回転灯」等を民間活動団体に支給する。
150
  150
鳥取県犯罪のないまちづくり活動支援補助金犯罪のないまちづくりに取り組む住民を支援する団体の活動に必要な経費の一部を市町村と協調して助成する。
[事業実施主体](公財)鳥取県暴力追放センター
[補助率]1/3ほか(暴力団被害救済基金による負担額を除く。)
600
600
合計
3,355
2,673

3 現状と課題

    (1)本県での刑法犯認知件数は平成16年から17年連続で減少していたが、令和3年から増加に転じている。令和5年の刑法犯認知件数のうち、窃盗犯が約7割を占めており、そのうち、34%が自転車盗(昨年から158件増)、27%が万引きとなっており、依然として多い状況となっている。また、無施錠による盗難被害割合が全国平均を大きく上回っている。
     [参考]刑法犯の認知件数
       H16:8,688件 → R2:1,814件 → R3:1,923件 → R4:2,017件 → R5:2,100件
    [参考]県内の盗難被害に係る状況(令和5年) ※[ ]内は令和4年の数値
     発生件数(A) うち施錠無し(B) 無施錠率(B/A) 参考(全国の無施錠率)
     万引き
    388件[454件] 
    - 
    - 
    - 
     自転車盗
    496件[338件] 
    400件[251件] 
    80.6%[74.3%] 
    65.5%[63.7%] 
     車上ねらい
    70件[55件] 
    48件[49件] 
    68.6%[89.1%] 
    69.4%[65.2%] 
     住宅侵入窃盗
    57件[44件] 
    40件[36件] 
    70.1%[81.8%] 
    45.5%[49.6%] 

    (2)防犯ボランティアの活動意欲を高め、防犯対策の専門的な知識を習得する機会がない。
    (3)地域の防犯ボランティア活動への参加者が少なく、メンバーも固定化している。また、地域住民の関心が薄い。
    (4)その他、第6期犯罪のないまちづくり推進計画の策定に伴い、取組を強化。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

「鳥取県犯罪のないまちづくり推進条例」及び同条例に基づく「鳥取県犯罪のないまちづくり推進計画」に基づき、各種推進施策を実施している。
・地域における見守り活動として青色防犯パトロールを行う防犯団体に対し、活動に必要な装備品の提供を行った。
・公立鳥取環境大学の協力のもと、県警と共同で、万引きを思いとどまる仕掛けを施した万引き防止啓発用「万引きゼロチャレンジ」ポスターを作成し、県内スーパー等へ配布した。
・関係機関・団体の協力のもと、「万引き防止」や「自転車盗」等の犯罪予防を呼びかける街頭広報活動を実施した。
・通学路でのこどもの安全・安心につながる見守り活動を行っている防犯ボランティア等を対象とする防犯リーダー研修会を県内3カ所で開催。
・「ながら見守り」普及啓発のため、チラシ配付・CM・新聞広告等による周知を行った。

これまでの取組に対する評価

・盗難防止に関する啓発を県民に対して行っているものの、依然として自転車・住居の無施錠による盗難被害の割合が全国平均を上回っており、いまだ県民の防犯意識が高いとはいえない現状である。
・基本的な防犯対策を推奨することで、窃盗犯を中心に犯罪発生件数のさらなる減少を目指し、引き続き普及啓発を行っていく必要がある。
・ながら見守りの更なる広報を行い、地域における活動の定着を図っていくことが必要。

財政課処理欄


 ながら見守りステッカー及び認定プレートの委託料について、金額を精査しました。
また、地域安全フォーラム開催補助金については、過去の実績等から、前年同額とします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 3,355 0 0 0 0 0 0 0 3,355
保留・復活・追加 要求額 3,355 0 0 0 0 0 0 0 3,355
要求総額 3,355 0 0 0 0 0 0 0 3,355

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 2,962 0 0 0 0 0 0 0 2,962
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0