これまでの取組と成果
これまでの取組状況
事業目標
(1)マグロ資源地域活用の推進、PRによる消費拡大
(2)お魚ガイド活動の充実
(3)増加が見込まれる香港便利用客への対応、輸出促進及び販路拡大による水産物消費拡大
取組状況
(1)マグロ資源地域活用推進事業
・平成22年3月1日に本協議会が発足
・一般公募によるロゴマークの選定、商標登録(平成22年度)
・第1回境港まぐろ感謝祭の開催(平成23年度〜)
・マグロレプリカの作製[県事業](平成23年度)
・市内の幼稚園・保育園で食育活動を実施(平成24年度〜)
・県外量販店でのPR販売、マグロ解体ショーを実施(平成24年度〜)
・ポスター、のぼり、ステッカー等のPRグッズ作成及び配布
・PR試食会、消費者との意見交換会
・マグロブロック販売促進チラシ作成(平成26年度)
・マグロPRビデオの作成[県事業](平成26年度)
・初セリ式及び関西での初水揚げ当日イベントの初開催(平成27年
度〜)
・首都圏でのPR販売・販路開拓を実施(平成29年度〜)
・マグロのレシピ本の作成(平成30年度)
・マグロバックパネルの作成(令和2年度)
・マグロのぼりの作成(令和3年度)
・4年ぶりとなるマグロ感謝祭の開催(令和5年)
<令和6年度>
・初セリ式の実施(5月21日)
・関西、関東といった県外でのPR活動を実施
・マグロ感謝祭の実施(6月16日)
(2)境港お魚ガイド活動支援事業
・境漁港見学ツアー(R6参加者 114団体、1187名):10月4日現在
・早朝セリ見学
・水産イベントへの協力:まぐろ感謝祭、みなと祭、境港水産まつり等
・社会科見学補助
・境港おさかな情報発信(毎日ブログにて発信)
(3)香港便利用客の漁港見学ツアー通訳派遣支援
・R4〜6年にかけて「アフターコロナを見据えたインバウンド対応」として試験的に通訳派遣支援を行ってきた結果、海外観光客の参加者数は増加傾向にある。
・海外観光客の参加者数(R4→R5→R6:46名→51名→79名)
・通訳を漁港見学ツアーに派遣し、水揚げ風景等の見学、境港の水産のビデオを視聴し、高度衛生管理型市場と水揚げされる水産物をPR。
これまでの取組に対する評価
(1)マグロ資源地域活用推進事業
・PRグッズの活用により小売・量販店で宣伝効果が向上している。
・マグロ感謝祭は約5,000人の来場があり、境港産天然本マグロの知名度と訴求力向上に繋がっている。
・マスコミからの取材も多く、反響が大きい。
・資源管理に関する積極的な情報発信も行っている。
・内臓の有効利用などにも取り組んでいる(魚醤、ボッタルガ)。一部飲食店では、内蔵を利用した料理開発を行っている。
・初セリ式、関西での初水揚げ翌日イベントを開催し、効果的にPRを行っており、定番イベントとして徐々に認知されている。
・関西圏だけでなく、首都圏でのPRも実施し、全国的に境港産クロマグロの認知度を向上させている。
・マグロPRリーフレットは、食材としてのマグロの特徴や食べ方から、生態や資源管理までわかりやすく解説されており一般の方々にマグロについて幅広くPRしている。
・マグロを使った様々な料理のレシピを作成し、消費拡大を目指している。
(2)境港お魚ガイド活動支援事業
・お魚ガイドは観光客の受けが良く高評価。
・マスコミ関係からの取材や問い合わせが増えている。
・参加範囲も山陰中心から関西、関東、九州、沖縄など全国的に拡大、海外からの観光客の利用も徐々に増加している。さらなるPR及びツアー内容の充実が求められている。
(3)香港便利用客の漁港見学ツアー通訳派遣支援
・参加した外国人観光客からは「水揚げの様子をはじめて見た」、「普段はみることができないので興味深かった」と高評価。
・市場見学に興味を持つ人は多く、国内外問わず更なる市場PR効果や水産物への訴求力を向上させていくことが期待できる。