事業名:
栽培漁業研究事業
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水産振興局 栽培漁業センター 増殖推進室
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
当初予算額 |
20,048千円 |
21,554千円 |
20,048千円 |
2.3人 |
1.0人 |
0.0人 |
当初予算要求額 |
20,378千円 |
21,554千円 |
41,932千円 |
2.3人 |
1.0人 |
0.0人 |
前年度当初予算額 |
8,857千円 |
20,945千円 |
29,802千円 |
2.3人 |
1.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:20,378千円 (前年度予算額 8,857千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:20,048千円
事業内容
1 事業の目的・概要
キジハタ、ナマコ、アワビ、サザエ、アラメ、イワガキ等の栽培漁業対象種について、増殖手法の改良など沿岸漁業者の収益向上に資する取組を総合的に行う。
2 主な事業内容
| 細事業名 | 内容 | 要求額
(千円) | 前年度予算額
(千円) | 前年度からの変更点 |
1 | キジハタ栽培漁業実用化支援調査
(令和3〜7年度) | キジハタ栽培漁業を推進するため、放流手法の改良(放流尾数の見直し)や放流効果(回収率、費用対効果)を検証する。
(1)鳥取県沿岸に見合った適正な放流尾数の検討
(2)放流効果の検証 | 2,487 | 2,518 | |
2 | ナマコ増殖試験
(令和2〜7年度) | ナマコ資源回復を目的として、漁業者が主体的に取り組むナマコの増殖手法を開発する。
(1)国や隣県と連携したアオ型の成熟不良の要因解明
(2)採苗した稚ナマコ(アカ型・アオ型・クロ型)の同定
(3)放流適地の把握 | 2,195 | 2,110 | |
3 | 【組替新規】
夏輝の安定供給に向けたイワガキ増殖場再生調査
(令和7〜14年度) | 夏輝の安定供給を図るため、イワガキ礁を適地に移設する本移設(夏輝の安定供給に向けたイワガキ増殖場移設事業:水産振興課所管)の業務監督を行う。
また、岩盤清掃の省力化を図るための試験を行う。 | 2,007 | 0 | ・移設試験(令和5〜6年度)は終了 |
4 | 【組替新規】
高水温耐性海藻生産事業
(令和7〜11年度) | 今後予測される高水温化に耐える藻場を造成するために、アラメの選抜育種及び効果的な移植対象地の調査を行う。
(1)アラメ高水温耐性株の選抜試験
(2)ツルアラメ造成試験
(2)アラメフリー配偶体を用いた選抜育種
(3)アラメ移植適地マップの作成
(4)アラメ高水温耐性株の作成・移植のマニュアル化 | 11,864 | 1,715 | ・藻場造成対策事業(令和2〜6年度)は終了 |
5 | 【終了】
貝類付加価値向上対策事業
(令和4〜6年度) | 本県沿岸漁業において、収益性が高い貝類の付加価値向上やブランド化を目的とした試験を行い、漁業者へ普及を図る。
(1)県産クロアワビの訴求点把握
(2)砂抜きサザエの取組普及
(3)イワガキ養殖試験 | 0 | 690 | ・終了 |
6 | アワビ増殖試験
(令和6年度〜) | 近年漁獲量減少が著しいアワビの増殖試験を行い、漁業者が行う放流方法の改良を図る。 | 1,825 | 1,824 | |
合計 | 20,378 | 8,857 | |
前年度からの変更点
上記の他、第9次鳥取県栽培漁業基本計画(令和8年度策定予定)に向けて、計画対象種(キジハタ、アワビ、サザエ等)の海域で資
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
1 キジハタ
県内全域での適正な事業放流尾数を検討するため、令和3年から事業放流尾数を2万尾に削減し、放流効果を検証中。また、試験的に漁港内放流を令和4年から実施し、効果を検証中。
2 ナマコ
令和5年度から開始された漁業者による増殖活動が継続するよう、引き続き技術面で支援する。
3 イワガキ増殖場再生
生産機能が低下したイワガキ礁の機能回復を現場監督を行いながら図っていく。
また、岩盤清掃の更なる省力化方法を検討する。
4 高水温耐性海藻生産
・今後の海水温上昇に耐えうる高水温耐性アラメ株の選抜育種試験を行っていく。また、アラメ株の移植適地を見出していく。
・深場の藻場造成対象種として、ツルアラメの適性を検討する。
・県下の藻場の現状を定期的に把握する。
5 アワビ
漁獲量が減少する中で、増殖を図るための取組を令和6年度から実施中。
これまでの取組に対する評価
1 キジハタ
・令和3年に放流尾数を見直した後の放流効果、及び令和4年度から取り組んでいる漁港内での試験放流の効果を継続的に把握する必要がある。
2 ナマコ
・試験規模での稚ナマコの採苗に目途がたち(令和3、4年度)、令和5年度から漁業者による増殖活動が開始されている。
・アオ型の成熟不良要因について解明されつつある(令和6年度。
・漁業者ニーズの高いアオ型の採苗方法や、放流技術が残された課題である。
3 イワガキ増殖場再生
・生産機能が低下したイワガキ礁の移設適地を明らかできた(令和5、6年度)。
4 藻場造成対策事業
・県下全域での藻場の分布状況が把握できた(令和6年度)
・「ウニ駆除マニュアル」をまとめ、今後漁業者への普及を図る。
・引き続き、温暖化に伴う食害生物の増加に対応した藻場造成手法の改良及び効果検証が必要。
5 アワビ
・漁業者と連携して、ウニ・ヒトデの駆除など、餌となる小型海藻を増やす取組や畜養、外敵の少ない冬期放流等の取組を進めており、引き続き増殖策について検討していく。
6 貝類付加価値向上【令和6年度終了】
・ブランド化に必要な裏付けデータの収集や漁業者の収益に直結する実証試験を行い、「砂抜きサザエ」や「大山黒あわび」の商品化に繋がった。
財政課処理欄
潜水講習、ドローン講習については、必要に応じて既定予算で対応してください。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
8,857 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
8,857 |
要求額 |
20,378 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
20,378 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
20,048 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
20,048 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |