これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・鳥取大学を中心とした県内高等教育機関(公立鳥取環境大学、鳥取看護大学、鳥取短期大学、米子工業高等専門学校)は、COC+事業の中で、自治体、企業等と連携し、産学連携によるインターンシップなど学生と県内企業等とのマッチングの強化・推進、学生の地域活動の推進、高大連携による県内の高等教育機関への県内出身者の入学促進などの取り組みを進めてきた。
・「COC+事業」は令和元年度で終了したが、県の支援策等も活用しながら、引き続きその成果を継続・発展させる形で、事業を進めていたが、少子化等により人手不足が深刻化し、令和6年5月、県と県内高等教育機関において数値目標を設定した若者の地元定着に向けた協定を締結し、学生に県内企業、地域を知ってもらう取組を推進している。
これまでの取組に対する評価
・鳥取大学が他大学に先行し、学生自らが地域定着活動を行う「県内定着学生プラットフォーム」活動助成事業等に取り組み、多数の学生が県内企業や地域との交流に参加した。
・参加学生からは「鳥取県に来て間もないが、職業体験をして、県内の会社に興味を持てた」や「企業を訪問したが、社員の考えが重視され、雰囲気もよく働きやすい職場だと感じた」等の感想を聞いており、プロジェクトへの参加により県内就職への意識の高まりが期待できる。
・このため、本事業の実施大学やプロジェクト数を増やし、県内企業や地域と関わる学生数をR6:800人からR7:1,900人に倍増することを目指す。