事業名:
新たな園芸品目育成事業
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農林水産部 生産振興課 園芸振興担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
当初予算額 |
10,664千円 |
7,098千円 |
17,762千円 |
0.9人 |
0.0人 |
0.0人 |
当初予算要求額 |
11,094千円 |
7,098千円 |
18,192千円 |
0.9人 |
0.0人 |
0.0人 |
前年度当初予算額 |
14,148千円 |
7,043千円 |
21,191千円 |
0.9人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:11,094千円 (前年度予算額 14,148千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:10,664千円
事業内容
1 事業の目的・概要
新たな園芸品目等による地域の特性を活かした特産物を育成するための試作に係る経費や施設・機械導入等の支援を行い、「鳥取県農業生産1千億円達成プラン」目標達成を目指し、農業産出額の底上げを図る。
2 主な事業内容
(単位:千円)
 | 細事業名 | 補助対象事業・補助対象経費 | 実施主体 | 県補助率
(県補助上限額) | 要求額 |
1 | 新たな園芸品目試作支援 | 新たな園芸品目を試行的に取り組むために要する経費支援
・種苗・資材費、機械等レンタル料など | 生産組織(2戸以上)、農業法人、JA 等 | 県1/3
市町村1/6(複数市町村にまたがる場合は市町村負担は任意)
※広域生産組織、JA、全農が事業主体となり、市町村をまたがって活動する取組となる場合は県1/3(直接)
(500千円/事業主体)
最長2年間 | 700 |
2 | 園芸振興品目産地化支援 | 地域で振興する園芸品目等の産地化に要する経費支援
・規模拡大を行うための施設・機械導入等
・共同出荷に係る経費等
・排水対策など土壌改良に係る経費等 | 生産組織(2戸以上)、農業法人、JA等 | 県1/3
市町村1/6(複数市町村にまたがる場合は市町村負担は任意)
※広域生産組織、JA、全農が事業主体となり、市町村をまたがって活動する取組となる場合は県1/3(直接
(2,500千円/事業主体)
最長2年間 | 4,000 |
3 | 県育成イチゴ品種生産拡大支援 | 県育成イチゴ品種「とっておき」と「堅しろう」の生産・規模拡大するための施設設備・機械等の導入支援
(1)生産向上対策
・炭酸ガス発生装置、暖房機等生産性を向上する機械装置等
(2)産地規模拡大
・大型等低コストハウス、高設ベンチ等規模拡大を行う施設設備等 | 農業者、農業法人等 | 県1/3
市町村1/6
※広域の場合は県1/3
((1)1,000千円/事業主体、
(2)2,500千円/事業主体) | 6,394 |
合計 | 11,094 |
3 背景
(1)鳥取県は限られた農地で多様な園芸品目を栽培。関西圏等でブランドとなっており、県農業の「強み」の1つ。
⇒耕種部門の農業産出額の7割は野菜、花き、果樹の園芸品目
(2)高齢化、担い手不足、耕作放棄地の増加等、国内の産地が同様の問題に直面している中、本県の強みの園芸産地をこれまで以上に強化し、他県産地等に負けない産地の形成が求められている。
⇒野菜等の園芸品目の一層の振興が必要
(3)近年、温暖化により夏期の猛暑等の異常気象により既存品目が作りにくくなっている。また、中山間地などで鳥獣被害も見られ、それらに対応できる品目が望まれている。
(4)イチゴでは県育成品種「とっておき」を中心に栽培面積が増加し、産出額も増加(令和3年4億円→令和4年6億円)。また、令和6年6月17日に新たな品種「堅しろう」が品種登録され、さらなる拡大が望まれる。
4 他事業からの組替内容
(1)「園芸産地活力増進事業」のうち、「新たな特産物育成タイプ」の内容を一部変更し、「新たな園芸品目試作支援」と「園芸振興品目産地化支援」に組替し、新規作物試作に留まらず、さらに産地拡大を効果的に進める事業に拡充した。
(2)「戦略的園芸品目(イチゴ「とっておき」)総合対策事業」のうち、「生産・技術向上支援」と「産地規模拡大支援」を「県育成イチゴ品種生産拡大支援」へ組替する。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(1)新たな園芸品目を特産物化するとともに、地域推進園芸品目の生産規模を拡大することにより産出額の底上げを図る。
(2)生産が伸びつつあるイチゴについて、鳥取県育成品種の生産拡大を図ることで、イチゴ生産全体の産出額向上を進める。
これまでの取組に対する評価
(1)園芸産地活力増進事業中山間地域等特産物育成タイプでは小規模でも魅力ある特産農作物育成の取組みを支援した。
県東部では、積極的にアスパラガスを振興しており、本事業の活用により栽培面積の増加や技術確立が図られており、新たな1億円品目候補として期待されている。
また、中山間地域では、新設された道の駅に農産物を出荷するため、新たにハウスを設置する動きが見られ、地域の農業が活気づいてきている。
(2)「とっておき」R5年度栽培面積は3.1haとなり、順調に増加している。栽培面積の内「とっておき」が37%を占め、一番栽培されている品種となっている。
財政課処理欄
県育成イチゴ品種生産拡大支援の生産向上対策については、補助上限を350千円とします。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
14,148 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
14,148 |
要求額 |
11,094 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
11,094 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
10,664 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10,664 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
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0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |