事業名:
女性のキャリアアップ支援事業
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地域社会振興部 女性応援課
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
当初予算額 |
7,444千円 |
11,042千円 |
7,444千円 |
1.4人 |
0.0人 |
0.0人 |
当初予算要求額 |
9,554千円 |
11,042千円 |
20,596千円 |
1.4人 |
0.0人 |
0.0人 |
前年度当初予算額 |
2,888千円 |
6,260千円 |
9,148千円 |
0.9人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:9,554千円 (前年度予算額 2,888千円) 財源:国1/2
一般事業査定:計上 計上額:7,444千円
事業内容
1 事業の目的・概要
女性管理職等のネットワークづくりやその継続・拡大の支援や女性を対象としたキャリア形成等に資する研修会の開催するなどにより、企業等における女性の活躍を推進する。また、育休中から育休復帰後の女性に寄り添いながら、キャリア継続形成のための支援を行う本県独自の「地域型支援サービス」を実施する。
2 主な事業内容
(単位:千円)
| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | 働く女性のネットワークづくり(国庫1/2) | <繋がる場の提供>
- 様々な職種や立場の女性従業員が、キャリアに関する不安や悩み等を相談・共有できる場(セミナー形式)を提供し、ネットワーク形成を促す。
[実施方法]企画を公募し、県委託事業(上限500千円)として開催
※ネットワークの形成等に重点を置いて実施 | 1,500 | 1,500
(R5明許予算) | |
2 | <活動支援>
- 経営者・管理職・中堅職員等により形成されたネットワークの自発的な活動やその拡大に資する取組を支援し、ネットワークの自立化・強化を促す。
[補助率]2/3 [補助上限]200千円 [想定件数]5件
[具体的な活動例(想定)]
・ネットワークの活動継続に向けたSNS開発及びホームページ作成
・ネットワークの取組充実を目的とした県外先進事例の視察、外部専門家による助言指導 等
| 1,000 | 1,000
(R5明許予算) | |
3 | <伴走支援>
- 県内で実践的に活躍する女性などによるネットワークの伴走支援を行い、管理職になることの不安払しょくや、キャリアアップへのモチベーション向上を図る。
[支援方法]形成されたネットワークへ「とっとり女性活躍ネットワーク会議(※)」のメンバーをメンターとして企業に派遣しアドバイスを実施。
| 156 | 890
(R5明許予算) | ・実施回数の見直し |
4 | 女性のリーダー育成・スキルアップ(国庫1/2) |
- 中堅女性従業員、管理職等を対象にした女性のキャリア形成やスキルアップに関する研修会を開催する。
[実施方法]キャリアコンサルタント等を講師とした研修会を県主催で開催。 | 2,812 | 2,812
(R5明許予算) | |
5 | 【一部見直し】
(育休取得女性支援)
鳥取県版キャリアサポート事業(国庫1/2) |
- 育児中の女性の支援を行う既存の民間コミュニティーの枠組み等を活用して、育休中から育休復帰後の女性に寄り添いながら、キャリア継続形成のための支援を行う本県独自の「地域型支援サービス」を実施する。
<支援内容>
・育休中女性のネットワーク化(SNSによる情報発信等)
・キャリア継続形成に向けた取組への助言及びプログラムの実施
・育休復帰女性に対するアフターフォロー | 2,110 | 2,888 | ・実施するプログラム内容は仕事と家庭の両立に重きを置いたものとする
・男性側(配偶者)へのアプローチは廃止する |
6 | 企業の女性管理職登用等実態調査(単県) | 施策の検討材料として、「管理的地位に占める女性割合」等を把握することを目的に、従業員10人以上の県内事業所を対象に調査する。 | 1,976 | 0 | 令和7年度の第2次女性活躍推進計画改訂作業等のため実施する |
| 計 | | 9,554 | 9,090 | |
※地域女性活躍推進交付金(内閣府)充当予定
(※)とっとり女性活躍ネットワーク会議
女星活躍とっとり会議に属し、女性視点で女性活躍のための仕掛けを企画・実施する組織。主に県内企業の代表や管理職を務める女性メンバーで構成。
3 事業の背景等
女性管理職等のネットワークづくりの支援、女性を対象としたキャリア形成等に資する研修会の開催等に取り組み、管理的地位に占める女性割合の増加も見られるところではあるが、個々の取組の継続・拡大を図り、キャリアアップ等を目指す女性への後押しを更に強化する。
<県内事業所の管理的地位に占める女性の割合>
項目 | 目標設定時
(令和元年度) | 経過
(令和2年度) | 現在
(令和5年度) | 目標 ※
(令和7年度まで) |
民間企業(10人以上) | 25.4% | 26.4% | 28.9% | 30% |
うち民間企業(100人以上) | 24.9% | 26.1% | 27.6% | 30% |
※企業の管理職登用等実態調査(鳥取県)より
4 前年度からの変更点
<鳥取県版キャリアサポート事業>
令和6年度事業においては、令和5年度事業で明らかになった課題(子の出生予定等男性に対する家事育児への不安払拭)へのアプローチとして、男性向けの実践研修開催や動画作成にも取り組んだ。 一方で、令和5年度、令和6年度の事業参加者の声では、育休取得女性が円滑な職場復帰やその後の自身のキャリア継続形成のためには、復帰後の仕事と家庭の両立面で特に不安を感じることが判明した。
そのため、令和7年度事業においては、実施するプログラム内容を仕事と家庭の両立支援に重点をおいたものに見直しを行う。
また、子の出生予定等男性へのアプローチは一定の役割を果たしたことから廃止とする。 |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・女性従業員を対象に、スキルアップやキャリア形成に資するセミナーを開催している。
<鳥取県版キャリアサポート事業>
令和6年度事業においては、令和5年度に実施した育休取得女性の円滑な職場復帰や復帰後のキャリア継続形成支援(プログラム実施、不安の可視化等)に加えて、令和5年度の事業実施で課題となった、子の出生予定男性に対する家事育児への不安払拭のための支援(動画作成や実践研修)を追加して事業実施している。
これまでの取組に対する評価
第2次鳥取県女性活躍推進計画に掲げる基本目標「2025年までの管理的地位に占める女性割合(従業員10人以上、100人以上の事業所ともに30%以上)」の達成に向け、引き続き取組みを続ける必要がある。
<鳥取県版キャリアサポート事業>
プログラム受講による身体ケア・家庭・仕事等に関する知識習得を通じて、育休取得女性に仕事と家庭の両立への意識・行動変容が生じることがわかったほか、プログラム受講による復帰への不安払拭が育休取得女性者の円滑な職場復帰に寄与することもわかった。
一方で、育休取得女性が円滑な職場復帰やその後の自身のキャリア継続形成のためには、特に復帰後の仕事と家庭の両立面で特に不安を感じており、育休取得女性の不安解消に効果的な仕事と家庭の両立支援を検討・実施し、支援の有効性など効果検証を行う必要がある。
財政課処理欄
働く女性のネットワークの形成が進んできたことから、育児中の女性の支援(鳥取県版キャリアサポート事業)については、今後は当該ネットワークの中で対応してください。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
2,888 |
1,444 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,444 |
要求額 |
9,554 |
3,789 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5,765 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
7,444 |
2,734 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4,710 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |