事業名:
大山オオタカの森保全・利活用推進事業
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生活環境部 西部環境建築局 環境・循環推進課自然公園担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
当初予算額 |
15,721千円 |
0千円 |
15,721千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
当初予算要求額 |
17,431千円 |
0千円 |
17,431千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
前年度当初予算額 |
20,371千円 |
0千円 |
20,371千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:17,431千円 (前年度予算額 20,371千円) 財源:国1/2、単県
一般事業査定:計上 計上額:15,721千円
事業内容
1 事業の目的・概要
「鳥取県立大山オオタカの森の保全に関する条例」に基づき、県民との協働により豊かな自然環境を貴重な財産として将来に継承するため、当該マツ林においてオオタカの営巣環境に適した環境整備及び松くい虫による被害拡大を抑制するための伐倒駆除を実施する。
2 主な事業内容
(1)オオタカの営巣環境に適した森林環境整備事業
(単位:千円)
| 区分 | 内容 | 財源 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
委託料 | 調査経費 | 毎木調査、測量 | 国1/2 | 700 | 660 | |
更新伐(施業経費) | 間伐・搬出V=345m3 | 国1/2 | 4,484 | 4484 |
市場への運搬経費 | 敷地内から市場へ伐採木材を運搬 | 単県 | 1,087 | 1498 |
下刈り | 下刈りA=9.44ha | 国1/2 | 2,856 | 2814 |
除伐 | 除伐A=1.7ha | 国1/2 | 600 | 412 |
役務費 | 市場手数料 | 木材市場と委託販売契約を締結 | 単県 | 494 | 494 | |
合計 | 10,221 | 10,362 | |
※赤松林の更新伐について、伐採木は生産品として売却益収入が見込まれる。
・想定売却額3,794千円
<参考>過去の更新伐の事業量(材積)推移
(単位:m3)
| H26 | H27 | H28 | H29 | H30 | R1 | R2 | R3 | R4 | R5 | R6(見込) | R7(要求) |
更新伐 | 271 | 322 | 404 | 312 | 454 | 332 | 270 | 313 | 393 | 225 | 141 | 345 |
(単位:千円)
| 区分 | 内容 | 財源 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
委託料 | 調査経費 | 松くい虫被害木の毎木調査 | 単県 | 321 | 316 | 松くい虫被害量を過去実績の平均により算出し事業量増 |
松くい虫駆除施業経費 | 当年枯マツの伐倒駆除
V=195m3 | 国1/2 | 5,273 | 3490 |
松くい虫駆除施業経費 | 過年枯マツの伐倒駆除
V=90m3 | 単県 | 864 | 942 |
合計 | 6,458 | 4,748 |
※松くい虫被害量の想定は積雪や気候等により左右され想定が困難であるため、過去実績の平均により事業量を算出。
<参考>過去の松くい虫駆除の事業量(材積)推移
(単位:m3)
| H27 | H28 | H29 | H30 | R1 | R2 | R3 | R4 | R5 | R6(見込) | R7(要求) |
松くい虫駆除 | 729 | 283 | 233 | 255 | 331 | 180 | 144 | 177 | 244 | 306 | 285 |
(3)観察路維持管理業務
(単位:千円)
| 区分 | 内容 | 財源 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
委託料 | 除草 | 除草A=4801.7m2 | 単県 | 752 | 0 | 除草工の増 |
観察路の整備 | | 地活債 | 0 | 5,132 | 整備の完了 |
合計 | 752 | 5,132 | |
(4)自然観察会
(単位:千円)
| 区分 | 内容 | 財源 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
報償費、旅費、需用費 | 自然観察会の開催 | 自然観察会の開催 | 単県 | 0 | 129 | |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○これまでの取組状況・改善点
◇平成13年に県が土地を取得後、条例の制定、観察路等の整備を行い、平成18年度からは計画的にオオタカの営巣環境に適した森林整備を継続実施している。
◇平成23年度、令和2年度にモニタリング調査を実施。(更新伐の実施を検討)
◇年々松くい虫被害が増大、これまで林内で燻蒸処理されていたが、平成26年度から資源の有効利用を図るためチップ工場へ搬出し再利用を図った。また、平成28年度から国の交付金事業で実施できるように、平成27年度に保全区域の指定を行った。
◇平成26年度からオオタカが営巣可能な林分を長期間確保するため、老齢赤松林から強度間伐を実施し、天然更新により整備を実施。
◇天然更新を促すための下刈を平成28年度から実施。
◇定期的なモニタリングを実施し、今後の樹林環境整備の方針や計画策定へ反映させた。
◇東側隣接大山町有地について、オオタカの森(県有地)と一体的な森林整備をする方向で町が検討中。
◇令和5年度に観察路の再整備、令和6年度に看板等の整備を実施している。
◇令和6年3月に安定的な保護活動と観察会等を通じた地域の自然とのふれあいの場が評価され自然共生サイトに認定された。
これまでの取組に対する評価
○これまでの取組に対する評価
◇平成23年度のモニタリング調査においてオオタカの生息が確認され、これまでの営巣環境整備が評価された。
◇更新伐で伐採された良質材は木材市場で競り売りし、県の収益が見込めるようになった。
◇下刈の適切な実施によって、松の幼樹が順調に生育しており、連絡調整会から高い評価を受けている。
財政課処理欄
松くい虫被害木の伐倒駆除について、実績を踏まえ金額を精査しました。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
20,371 |
6,177 |
0 |
0 |
0 |
4,000 |
3,795 |
129 |
6,270 |
要求額 |
17,431 |
6,956 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,581 |
0 |
8,894 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
15,721 |
6,956 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,581 |
0 |
7,184 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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0 |