これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【目標】
・都市部企業人材やファミリー層をターゲットに関係人口の増加による地域活性化や将来的な移住者の裾野拡大に繋げるワーケーションを推進する
・「とっとりファン」の拡大や関係人口のネットワーク化による繋がりを推進する
・オンライン技術を活用したテレワーク拠点の整備や関係人口の拡大に有効な取組を推進する(輝く鳥取創造総合戦略より抜粋)
【取組状況】
・令和3年度からファミリーワーケーションを推進し、これまでに県内5地域で9プログラム、のべ34家族107人が参加。
・都市人材型ワーケーションをR5年度実施、R6年度継続実施中。都市部企業側と地域団体側にそれぞれコーディネーターを配置して、事前オンラインセミナーを設定。その後、県内2地域(北栄町、南部町)を訪問し、地元自治体や企業とのワークショップ形式でマッチングを図っている。
・令和3年12月から令和6年3月までの間に11名のANA客室乗務員が移住。令和6年度は5名の客室乗務員が引き続き本県で居住しANA CAとして飛行乗務を行いながら鳥取県内で兼業を実施。(1名は鳥取県庁に出向中。)令和6年度モニターツアーには転職なき移住に関心ある4名が参加。
・とっとり暮らしワーキングホリデー支援補助金は、県内外の若者が一定期間地域に滞在して仕事をしながら鳥取暮らしを体験するものであり、総務省事業として実施した平成29年度には81名が参加し、県事業として実施した平成30年度から現在にかけてのべ172名が参加、合計滞在日数は3,820日を超えた。
・県外者と触れ合うイベントや会合でPRする活動等を通じて、ふるさと来LOVEとっとりメンバーカードに累計2,426名が登録。
【改善点】
・他地域との差別化をめざし、森のようちえん・体験入学・フリースクールなどの「多様な学び」と鳥取ならでは「地域交流」を訴求するプログラムを推進する。
・県外からの参加者が参加しやすいように、ネット環境等の整備を支援する。
これまでの取組に対する評価
・家族ぐるみの関係人口を創出するファミリーワーケーションや都市人材と連携した地域課題解決型ワーケーション等、地域や県内企業の活性化、将来的な移住や企業サテライト拠点誘致などにつながるよう施策を展開している。
・鳥取愛を持ち、鳥取と多様に関わる「ふるさと来LOVE(クラブ)とっとり」の加入者も着実に増加しており。ポスト・コロナにおける関係人口の創出・拡大に積極的に寄与している。(2,426名 R6.9.30時点)
・地域に暮らす「定住人口」や観光で訪れる「交流人口」の他にも、多様な形で地域と関わり続ける「関係人口」は地域活性化の鍵を握る存在です。鳥取県での暮らしを望む人々や鳥取県と様々な形で繋がり続ける人々を拡大しています。