1 事業の目的・概要
大山屋内駐車場の泡消火設備を更新する。
2 主な事業内容
大山屋内駐車場の老朽化した泡消火設備、泡消火設備用蓄電池の更新に向けて実施設計を行う。(消火ポンプ、原液タンク、流水検知装置、一斉開放弁、泡ヘッド、手動起動装置、制御盤、制御用中継版、直流電源装置等)
3 要求額
★2ヶ年工事となるため継続費を希望します(想定出来高により年額費を設定)。
1 大山屋内駐車場泡消火設備改修工事費…335,496千円
(R7年度:134,198千円(40%)/R8年度:201,298千円(60%)
2 工事管理費(工事費が1億円以上となる見込みのため設定)…7,664千円
(R7年度:3,832千円(50%)/R8年度:3,832千円(50%)
(金額単位:千円)
| 令和7年度
(1年目) | 令和8年度
(2年目) | 2ヶ年合計 |
工事費 | 134,198 | 201,298 | 335,496 |
工事管理費 | 3,832 | 3,832 | 7,664 |
合計 | 138,030 | 205,130 | 343,160 |
4 更新理由
この度更新する設備は建物に必須のものであり、中長期保全計画では更新時期にきていることに加え、原因不明の不具合がおこっている設備もあるため、予防保全の観点から更新を行う。
(1)泡消火設備更新理由
・昭和63年に設置されてから30年以上経過し、中長期保全計画でR6年が更新時期となっている。
・火の手がないにも関わらず消防ポンプが廻りつづけるという火災誤報が起こり、R5年3月に流水検知装置(4つのうち1つ)を
修理するも原因不明。
・火災誤報について、消防点検業者からは経年劣化ではないかと言われており、他の3つの装置もいつ故障するかわからないと
言われている。
・所管消防署(大山消防署)からも本設備の老朽化について非常に心配されており、早急な対応を求められている。
・泡消火設備は水による消火方法では適さない油火災(駐車場等)の消火を目的としたものであり、一般的な消火器では代替え
できない。
・機器の納期は長いもので8ヶ月かかり、システムに不具合が生じた場合、復旧までに長期間を要する(その間、駐車場が使用
できない)。
(2)泡消火設備要蓄電池更新理由
・営繕課による法定点検で留意事項として指摘あり(更新時期の超過) 。
・前回改修から17年経過しており、更新時期を大きく過ぎている(更新の目安は7年)。
・現在のままでは停電時に泡消火設備システムが起動しないおそれがある。
R6年度:設計委託済
R7年6月〜R8年11月まで:2ヶ年工事
※屋内駐車場の使用状況、作業ボリューム、機器の納期を考慮し2カ年工事とする。