1 事業の目的・概要
映画、ドラマ等の映像作品のロケーション撮影を積極的に誘致し、ロケ地を観光拠点として活用した観光誘客及び地域振興を図っており、ロケ誘致案件の増加に伴う支援体制(補助金の増額及び県フィルムコミッションの人員)を強化する。
2 主な事業内容
鳥取県フィルムコミッションが行う県内ロケ誘致・ロケ支援等に要する経費を補助する。
(1)実施主体 鳥取県フィルムコミッション(事務局:鳥取県観光連盟)
(2)補助率 10/10
(3)補助対象事業
(単位:千円)
 | 細事業名 | 内容 | 要求額 | 当初
予算額 |
1 | フィルムコミッション活動支援 | 鳥取県フィルムコミッションの運営に要する経費を補助
※ロケ案件増加に伴う人員体制の強化
(内容)有期職員1名を追加 | 3,860 | 13,774 |
2 | ロケ及びロケハン助成 | 経済効果及び誘客効果の高い映画・ドラマ等の映像作品誘致のため、ロケ及びロケハン実施に係る費用を助成。
(内容)ロケ案件増加に伴うロケ支援金の増額(2件→3件)
(支援額)上限3,000千円(1作品あたり)
(支援内容)旅費・滞在費の助成 | 3,000 | 7,200 |
合計 | 6,860 | 20,974 |
【要求理由・背景】
- とっとりロケツーリズム官民推進連携会議設立(R6.7月)やロケハンツアーの開催(R6.12月)など県フィルムコミッションのロケ誘致活動を強化したことにより、ロケの問合せ・ロケ支援案件が急増している。
- 支援案件の増加に伴い、R6に創設したロケ支援補助金の想定支援件数が予算を超える見込み
- フィルムコミッション体制の強化や支援制度の創設などを背景に鳥取県でのロケの注目度が高まっている好機を逃すことなく、ロケ誘致を展開するため、県フィルムコミッションの更なる体制強化を図る必要がある。
- 特にR7は複数のロケ支援案件が輻輳。上期は特に各作品へのロケ支援、下期は公開に向けてのプロモーション(ロケ地マップ作成・PRイベントの企画など)等、昨年度以上に仕事量が増加する見込みであり、現在の専従職員2名体制を強化し、更なるロケ誘致の推進を図る。