事業名:
みんなで取り組む農山村保全活動支援事業
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農林水産部 農地・水保全課 企画・保全支援担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
R7年度当初予算要求額 |
14,463千円 |
18,929千円 |
33,392千円 |
2.4人 |
0.0人 |
0.0人 |
R6年度当初予算額 |
12,861千円 |
18,780千円 |
31,641千円 |
2.4人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:14,463千円 (前年度予算額 12,861千円) 財源:財産収入、基金
事業内容
1 事業の目的・概要
鳥取県中山間ふるさと農山村活性化基金を活用し、協働活動により農業生産基盤を保全する取組の普及・啓発を行う。
2 主な事業内容
(単位:千円)
| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度
予算額 | 前年度からの
変更点 |
1 | とっとり農山村資源保全活動推進事業 | 農山村ボランティアによる農業施設の保全や農作業などの協働作業の活動支援及び農村活性化促進を行うため、以下業務をNPO法人や地域活性化団体等の民間団体へ委託する。(全県)
創意工夫による効果的なボランティア派遣や保全活動、災害復旧が行われ農村の保全・活性化につながるように、「農山村ボランティア」を募集・派遣する。加えて、関係機関との連携や検討会の開催等、農山村の地域活性化に向けた企画立案・実施を行い、ボランティアの地域定着、移住定住の推進や関係人口の増加へつなげる。 | 11,957
(11,957) | 10,356
(10,356) | 人件費の増 |
2 | 共生の里推進加速化事業 | 企業と農山村集落が協定を締結し、企業・集落双方にメリットがある農地等の保全活動や営農支援、6次産業化などの取組みを行う場合に、必要経費を支援する。また、新規協定締結促進のための単年度支援を拡充し実施する。
・実施主体 市町村
・補助率 県2/3、市町村1/3
・補助上限 1〜3年目:600千円/地区、4〜5年目:300千円/地区
単年度支援:210千円/地区
・R7要求地区数 継続地区2地区 新規1年目1地区、単年度支援2地区 | 1,480
(2,220) | 1,480
(2,220) | なし |
3 | むら・まち支え合い共生促進事業 | 県下4市の町内会や地区公民館と農山村集落が協定を締結し、農地等の保全活動を協働で行うとともに、農作業体験・農村体験などの交流を行う場合に、必要経費を支援する。また新規協定締結促進のための単年度支援を拡充し実施する。
・実施主体 市町村
・補助率 県2/3、市町村1/3
・補助上限 1〜2年目:390千円/地区、3年目:195千円/地区
単年度支援:210千円/地区
・R7要求地区数 新規1年目2地区、単年度支援2地区 | 800
(1,200) | 800
(1,200) | なし |
4 | 委員会開催費 | 今後の農山村ボランティア、とっとり共生の里等の事業推進への反映、改善等を行う第三者委員会を開催するための経費。 | 58
(58) | 57
(57) | 附属機関委員報酬額改定に伴う増額 |
5 | 県事務費 | 連絡調整、現地調査、補助金事務に関する経費 | 168
(168) | 168
(168) | なし |
合計 | 14,463
(15,603) | 12,861
(14,001) | |
3 背景
中山間地域では高齢化や担い手不足から、集落のみで行う農業生産基盤等の維持管理も含めた保全活動が困難化した集落が急増しており、これに伴う住民の閉塞感も高まっている。
このため、農地や農業用施設の有する多面的機能の良好な発揮と地域住民活動の活性化を図ることを目的とした「鳥取県中山間ふるさと農山村活性化基金」の運用益等を活用し、農山村ボランティアや社会貢献に前向きな企業や市街地自治会等、地域外の多様な外部サポーターとの協働による新たな取り組みにより農業・農村の資源保全を行おうとする集落を支援し、農山村集落の活性化を図る。
4 要求内容及び財源
【要求内容】
(1)とっとり農山村資源保全活動推進事業 11,957千円(11,957千円)
地区名 | 要求額 |
全県 | 11,957千円 |
計 | 11,957千円 |
(2)共生の里推進加速化事業 1,480千円(2,220千円)
区分 | 要求額 |
継続地区 | 600千円×2/3×2地区=800千円 |
新規地区 | 600千円×2/3×1地区=400千円 |
単年度支援 | 210千円×2/3×2地区=280千円 |
計 | 1,480千円 |
(3)むら・まち支え合い共生促進事業 800(1,200)千円
区分 | 要求額 |
新規地区 | 390千円×2/3×2地区=520千円 |
単年度支援 | 210千円×2/3×2地区=280千円 |
計 | 800千円 |
(4)委員会開催費 57(57)千円
【財源】
「鳥取県中山間ふるさと農山村活性化基金」の運用益、繰入を充当する。
・基金残高(令和6年度末見込み) 1,071,522千円
・残高(令和6年度末見込み)の5% 53,576千円
・令和7年度運用益(見込み) 7,823千円
・基金繰入限度額(見込み) 45,753千円
※基金繰入限度額は、基金残高に5%を乗じた額から当該年度運用益を除いた額
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○とっとり農山村資源保全活動推進事業は、一般ボランティアを中山間集落に派遣することで、中山間地域の農地等の地域資源が保全され、農業・農村の維持、継続に役立っている。また、災害時の農地・農業用施設復旧の一助とするため、関係各所と調整及び協議を行い、災害派遣ボランティアの派遣スキーム作成に取組んでいる。
上記ボランティア派遣に併せ、関係機関(農村、ボランティア、関係自治体等)との連携や検討会の開催等、農山村の地域活性化に向けた企画立案・実施を行い、ボランティアの地域定着、移住定住の推進や関係人口の増加へつなげる。
目標:50地区/年
○とっとり共生の里は、企業等の支援により農地の保全、遊休農地の解消、新たな農産物の生産や6次産業化への取組が進みつつある。新規協定締結に向け支援していく
目標:累計協定20地区(令和6年10月時点:累計協定19地区)
これまでの取組に対する評価
外部サポーターとの連携が刺激となり、農村集落のマンパワー不足や閉塞感の解消、やる気の向上につながっている。
○農山村ボランティア
・継続的なボランティア派遣により、保全意識の向上や交流を通じた活力向上につながっている。
・新規地区の取組み拡大へ向け取組みを強化していく。
・令和6年9月末時点で、県内で大規模な災害は発生しなかったため、災害派遣ボランティアの派遣実績はないが、関係各所への情報提供・情報共有の体制を整え、ボランティア派遣に向けた体制づくりを進めている。
○とっとり共生の里、むら・まち支え合い共生の里
・外部サポーターとの連携により、農業用施設の保全、遊休農地の有効活用が進んでいる。
・活動に向け企画検討することが農村のやる気へつながっている。
・単年活動を実施することで2地区で新規協定締結につながった。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
12,861 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
924 |
11,937 |
0 |
要求額 |
14,463 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
7,823 |
6,640 |
0 |