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令和7年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:障がい者自立支援事業費
事業名:

障がい者社会参加促進事業

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福祉保健部 障がい福祉課 生活支援・指導担当 

電話番号:0857-26-7193  E-mail:shougaifukushi@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R7年度当初予算要求額 8,691千円 1,577千円 10,268千円 0.2人 0.0人 0.0人
R6年度当初予算額 9,481千円 5,478千円 14,959千円 0.7人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:8,691千円  (前年度予算額 9,481千円)  財源:国1/2他 

事業内容

1 事業の目的・概要

障がいのある方が社会の構成員として地域の中で生活を送ることができるよう、社会参加促進のための各種事業を実施する。

2 主な事業内容


(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度予算額
前年度からの
変更点
知的障がい者レクリエーション教室開催事業知的障がい者等が行う各種レクリエーションの開催に要する経費を補助する。
【補助先】一般社団法人鳥取県手をつなぐ育成会
【補助率】10/10
1,400
1,400
知的障がい者本人大会開催事業知的障がい者本人が企画運営して行う「本人大会」の開催に要する経費を補助する。
【補助先】一般社団法人鳥取県手をつなぐ育成会
【補助率】10/10
200
200
鳥取県手をつなぐスポーツ祭り開催事業知的障がい児者がスポーツを通じて、健康増進と体力向上を図り、社会参加を促進するため「手をつなぐスポーツ祭り」の開催に要する経費を補助する。
【補助先】一般社団法人鳥取県手をつなぐ育成会
【補助率】10/10
2,200
2,200
鳥取県障がい児者自発的活動支援事業補助金以下のいずれかの事業を実施する団体に対して補助。
(1)自発的レク事業
 補助事業者の構成員である在宅の障がい児者等の福祉の増進又は社会参加を図る事業を実施
(2)地域づくり交流促進事業
 補助事業者の構成員である在宅の障がい児者等と健常者の交流を図る事業を実施
【補助先】NPO法人、社会福祉法人、任意団体等
【補助率】1/2
【上限額】(1)自発的レク事業:100千円
      (2)地域づくり交流促進事業:250千円
1,000
1,000
多目的トイレ利用促進事業仮設の多目的トイレ(バリアフリー、オストメイト対応)2台及びオストメイト用非水洗トイレ5台について、「災害発生時における多目的トイレのレンタルに関する協定書」の規定に基づき、災害発生時の避難所や市町村が行う避難訓練、県が共催等するイベント会場に設置するために必要となる経費を措置することでこの活用を図るとともに、障がい者等が安心して参加できる社会環境の整備を進める。
<保守管理>(補助)
【補助先】一般社団法人日本建設機械レンタル協会中国支部山陰部会
【補助率】10/10
<イベント等への貸出>(補助)
5回分を想定
【補助率】1/2
957
1,169
イベント等への貸出について、令和6年4月の改正障害者差別解消法の施行に合わせて、委託→補助(補助率1/2)の形に改めた
UDタクシー利用促進事業 日頃外出困難な障がい者の参加促進のため、イベント主催者によるUDタクシーの借り上げ経費を補助することにより、障がい児者と地域社会をつなげるUDタクシーを利活用したモデル的な取組を支援する。
【補助先】イベント等実施事業者
【補助率】1/2
【上限額】50千円
100
100
障がい者福祉関連鳥取県・江原道交流事業(隔年)江原道と鳥取県内の障がい福祉関係者の交流を促進することにより、相互理解と友好を深め、本県の障がい福祉施策の一層の発展を図る。


※平成21年度に鳥取県職員が江原道の障がい児関連施設を視察したことをきっかけに、平成23年度に鳥取県が江原道の障がい福祉関係者を受け入れてから、毎年相互に障がい福祉関係施設の視察や障がい福祉関係施策関係者との意見交換等を実施し、障がい福祉関係者の交流を深めている。令和2〜4年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となったが、令和5年度に再開した。
578
令和7年度は江原道訪問団の受入を行う年であり、受入に係る経費は管理運営費で対応する。
【統合】精神障がい者バレーボール交流会(委託)「精神障がい者バレーボール交流会」を開催し、精神障がい者の社会参加の促進、当事者同士の交流の機会を提供する。
【参加者】
県内在住の精神障がいのある方等
【委託先】
鳥取県精神障がい者バレーボール協会
188
188
精神障がい者スポーツ大会事業から統合。
【統合】鳥取県精神障がい者フットサル交流会(委託)

「精神障がい者フットサル交流会」を開催し、精神障がい者の社会参加の促進、当事者同士の交流の機会を提供する。
【参加者】
県内在住の精神障がいのある方等
【委託先】
鳥取県精神障がい者ソーシャルフットボール協会
346
346
精神障がい者スポーツ大会事業から統合。
10
【統合】鳥取県福祉フォーラム開催事業費補助金県内外の著名な福祉関係者による講演、シンポジウムについての開催費用を補助する。

【補助先】福祉フォーラム実行委員会(NPO法人あかり広場)
【補助率】10/10
【上限額】1,000千円
1,000
1,000
福祉フォーラム等開催補助事業から統合。
11
【統合】鳥取県身体障がい者体育大会開催事業費補助金【補助先】鳥取県身体障害者福祉協会
【補助率】10/10
【上限額】800千円
800
800
福祉フォーラム等開催補助事業から統合。
12
【統合】全日本Challengedアクアスロン皆生大会開催事業費補助金【補助先】全日本Challengedアクアスロン皆生大会実行委員会
【補助率】10/10
【上限額】500千円
500
500
福祉フォーラム等開催補助事業から統合。
合計
8,691
9,481
    ※1〜4、11、12の事業の財源は国庫1/2(地域生活支援事業)


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・平成29年度から開始した本事業を通じて、障がい児者の余暇活動等を促進してきた。(平成28年度以前は「鳥取県心身障がい児・者福祉基金」事業として実施)

・昨今では、コロナ禍に伴う外出自粛や事業所の利用制限などによって障がい児者の日常生活が変化し、心身の不調が生じたという現場の声もあり、レクリエーション活動の重要性が再認識されている。

・イベント時における災害時対応バリアフリートイレの貸出やUDタクシーの利用促進補助金の交付により、障がいのある方の社会参加を促進することを目指す。また、当事者を含む障がい福祉関係者同士による江原道との交流を行い、障がい福祉の振興を図る。
(1)トイレ貸出
 平成28年度〜令和5年度までの間で13回の貸出
(2)UDタクシー利用促進補助
 平成30年度〜令和5年度までの間で61,000円の補助
(3)江原道交流
 事業開始の平成21年度から相互に鳥取→韓国6回、韓国→鳥取6回の訪問交流

・(福祉フォーラム)障がい者の自立と社会参加の支援のため、平成13年度からNPO法人あかり広場が開催している。このフォーラムでの講演やシンポジウム、分科会等を通じて、地域住民への情報発信や意識啓発が図られており、その内容の重要性から平成16年度より補助をしている。
引き続き支援を行い、更なる障がいへの理解や障がい者の社会参加を促し、地域福祉の向上を図っていく。

・(各種障がい者スポーツ大会)障がいの有無に関わらず、積極的にスポーツを楽しめる環境をつくり、各種大会を通じて障がい者スポーツの振興及び障がい者の社会参加を図っている。
引き続き支援を行い、障がい者が能力を発揮し地域で暮らすことへの自信に繋げるとともに、スポーツを通じた健常者と障がい者の交流を通して障がいへの相互理解を図っていく。

これまでの取組に対する評価


障がい児者の自立意欲の向上や自己実現、健康増進等につながっており、引き続き継続して事業実施する。

事業開始当時から当事者団体の自発的なレクリエーション活動等の促進に寄与している。

障がい者の外出時に大きなハードルとなる移動手段や、バリアフリートイレの有無などの問題を解決する一助となり、一定程度、障がい者の社会参加促進に繋がった。
また、江原道との相互訪問交流により両地域間の友好度を高めるとともに、双方の障がい福祉の良さを学ぶことが出来ている。

(福祉フォーラム)
フォーラムの開催は、障がい者や福祉関係者が一堂に会し、直面する問題・課題や障がい者を取り巻く現状について議論する機会となっており、大会開催の支援を行うことは、障がい者の自立と社会参加の促進に繋がるものとなっている。

(各種障がい者スポーツ大会)
開催を支援することにより、スポーツを通じて障がい者への理解の促進や健常者と障がい者の交流、障がい者の社会参加が図られている。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 9,481 3,050 0 0 0 0 0 0 6,431
要求額 8,691 3,050 0 0 0 0 0 0 5,641