これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・ 幅広い年齢層、特に若年層への手話言語の更なる普及は喫緊の課題である。今後、「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」を上回る手話言語の普及のコンテンツが求められることから、令和5、6年度に鳥取県で開催された「とっとり手話フェス」の成果も踏まえ、これまでろう者や手話言語に触れたことのない層の注目や関心を集め、本物の手話言語に触れることができ、手話言語の獲得意欲につながる「とっとり手話フェス2025」を充実した形で開催することで、手話言語への理解促進、普及啓発を加速させ、学校教育や日常生活で誰もが手話でのあいさつや簡単なやりとりなどができる社会に近づくとともに、手話通訳士希望者等、手話言語関係人口の増加を目指す。あわせて、来年日本で初めて開催される「東京デフリンピック2025」の盛り上げの一端を担う。
これまでの取組に対する評価
・ 全国で初めて手話言語条例を制定した「手話の聖地」である本県における手話言語の理解・普及に向けた取組である「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」と併催することで、全国に情報発信ができる非常に重要な機会である。
・ 「手話の聖地 とっとり」としての象徴的な取組として、手話パフォーマンス甲子園だけではなく、発信力の強い手話関連事業を一体的に実施することで、手話パフォーマンス甲子園のブランド力を更に高めるとともに、来県モチベーションとなるコンテンツの1つとして、本県全体のブランド力の向上にも貢献している。