現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和7年度予算 の 地域社会振興部の第69回鳥取県美術展覧会開催事業
令和7年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

第69回鳥取県美術展覧会開催事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

地域社会振興部 文化政策課 文化芸術振興担当 

電話番号:0857-26-7843  E-mail:bunsei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R7年度当初予算要求額 32,731千円 5,651千円 38,382千円 0.5人 0.5人 0.0人
R6年度当初予算額 29,821千円 5,387千円 35,208千円 0.5人 0.5人 0.0人

事業費

要求額:32,731千円  (前年度予算額 29,821千円)  財源:単県、その他 

事業内容

1 事業の目的・概要

広く県民から美術作品を募り、創作作品の発表の場として、また、優れた作品を鑑賞する場として、第69回鳥取県美術展覧会(県展)を開催する。

    [背景]
    • 美術作品の制作等に取り組む人にとっては、県展入選が一つの目標になっている。
    • 多くの県民にとって県展が美術作品を鑑賞する楽しみや文化芸術に取り組む契機となっている。

2 主な事業内容

(1)主催  鳥取県、鳥取県教育委員会 (2)対象  県内在住、在学、通勤者又は県内の美術団体に所属する者
(3)部門  洋画・日本画・版画・彫刻・工芸・書道・写真・デザイン(8部門)
(4)作品  令和6年度出品数548点(一般応募作品431点、無鑑査作品等117点)
(5)表彰  審査により、優秀な作品に県展賞(16点以内)、奨励賞(32点程度)を授与。
       その他、観覧者投票により「あなたの好きな作品賞」(上位3作品)を授与。(令和元年より実施)
(6)展示(予定)
  令和7年9月中旬〜令和7年11月上旬(各会場9日程度の会期で巡回展示)
  【会場】鳥取県立美術館、鳥取県立博物館、米子市美術館、日南町美術館
 ※日南町美術館では選抜展を実施。(選抜展示では、県展賞・奨励賞受賞者、運営委員、審査員及び日野郡在住者の入選者及び無鑑査作家の作品を展示。)

(7)主な日程(予定)
日程
事項
4月〜6月

9月


9〜11月

1月
2〜3月
    運営委員会の開催(今年度の運営方針の決定等)

    作品の受付、審査会の開催
    開会式・表彰式の開催

    作品展示(県内4会場の巡回展示)、ギャラリートークの開催

    運営委員会の開催(今年度の実施結果の報告、翌年度に向けた見直し等)
    運営委員会の開催(翌年度の出品規定、審査員の決定等)

(8)所要経費
区分
要求額
前年度当初予算額
運営委員会報酬
615千円
552千円
県展運営(作品運搬、展示等)、広報業務委託料及び受賞作品副賞
30,173千円
27,386千円
審査会、作品陳列、ギャラリートーク開催に係る審査員謝金及び旅費
1,757千円
1,697千円
(枠内標準事務費)
 186千円
186千円
合計
32,731千円
29,821千円

3 前年度からの主な変更点

倉吉展示会場の変更(R6:倉吉博物館⇒R7:県立美術館)

 審査会・表彰式・開幕式も同会場で実施する(会場使用料なし)。これにより、以下の費用が発生する。
(1)県立美術館の看視員業務については、県と運営JVが業務委託契約を結び、費用を支払う。
   (他の会場は県展運営委託業者が直接看視員を雇用する)
(2)県立美術館で2日間の審査会を行うが、一部の展示室が企画展期間中で使用できず、一度に2日間の審査対象作品を置くことができない。また、通常は審査会終了後に陳列作業を行うが、企画展終了後の別日に行う必要がある。そのため、例年より作品運搬・展示の作業日が多く、運営業務委託の費用が増えると見込まれる。

○日本画部門の県内審査員を1名減らし、県外審査員を1名増やす。(R6:県内3、県外1⇒R7:県内2、県外2)
 →公正な審査を行なうため、審査員候補者が確保できない版画・彫刻・デザインにおいて、R6から県外審査員を2名としており、候補者が少ない日本画においても、今後同様の事態が想定される。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・昭和24年に第1回が開催され、昭和35年から7年間の中断を経て、令和6年度に第68回を迎える歴史ある展覧会となっている。
・広く県民の創作活動の振興、作品鑑賞の機会提供を図るため、近年では令和元年度から会期中に観覧者が選ぶ好きな作品投票を実施しするとともに、令和4年度より特に若者世代へ展覧会の周知を図るため、SNSなど多様なメディアを通じての広報を行っている。その結果、令和5年度の県展では30代以下の鑑賞者数は13.2%となった。(SNS広報開始前のR3は10.3%)
・令和4年度から出品者のすそ野を拡大するため、学生以下を対象とした出品規定の見直しを行い、学校への周知を行った結果、令和6年度の学生出品数は46点となった。(R3は29点)
・来年度の県立美術館での県展開催に向け、引き続き幅広い世代の作品出品や鑑賞を呼びかけ、県展をきっかけに文化・芸術に親しむ人づくりを行っていく。

これまでの取組に対する評価

・鳥取県美術展覧会は、「県展」という愛称で多くの方に親しまれ、県民の文化創作活動の場として、芸術のすばらしさに身近に触れていただく機会として、60年を超える歴史を積み重ねてきた。また、県展での入賞が登竜門となり、全国を舞台に活躍される作家を輩出している。
・本年度の出品数は548点となり昨年度より18点減少したが、新たな出品者により増加した部門も見られた。また、学生以下の出品においても、昨年度は応募の無かった部門で出品が見られるなど、幅広い世代の文化芸術活動を振興する場となっている。
・令和5年度は33日間の会期で来場者数は延べ7,309人で、1日あたりの来場者数は221.5人(R4は189.3人)となり、多くの方にご来場いただいた。また、アンケートでは観客満足度82.9%となり、県民へ優れた作品の鑑賞の機会を提供している。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 29,821 0 0 0 0 0 0 1,000 28,821
要求額 32,731 0 0 0 0 0 0 1,000 31,731